ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

もの忘れも愈々、漫画レベルに

2021-09-17 06:45:28 | 老化現象

 もの忘れが常習となったこの頃、滅多なことでは慌てなくなりました。それでも先日、県立病院でやらかしたポカミスには、久々に冷や汗をかいてしまいました。

 県立病院へ行ったのは、終診通告を受けた去年の10月以来のこと。年1回は大腸内視鏡検査を続けるべきと、去年の内に既に予約が取れていたのです。

 先ず、病院に着くなり受けた先制パンチは診察券を忘れてきたこと。これは再診受付で難なく対処してもらえたのでセーフ。内科窓口でA4の受診受付票を受取って、後は呼び出しを待つだけとなりました。

 呼び出しまで優に30分以上あったので、患者のいる待合ロビーを避けて外をブラブラ。その帰り、用を足しに入った院内トイレでハッとしました。受診受付票がないのです。

 どこかで落としたに違いないと、慌てて内科窓口へと向かいました。窓口にいた看護師は幸い、受診受付票を手渡してくれた人でした。

「どうやら、受診受付票をなくしたらしいんです。
 確か、A4クリアファイルに入れて渡してくれたんですよネ?
 それがどこにもなくて・・・。」

「クリアファイル? いや、“四つ折りに小さく畳んで”、
 そのままお渡ししましたよ! 再発行しましょうか?」

 看護師の “四つ折りに・・・畳んで” と言った言葉が決め手となって、ハッキリ記憶が蘇りました。受診受付票を受取るや直ぐに、その日着ていた襟付き半袖シャツの胸ポケットに入れていたのです。

「あっ、ありました。胸ポケットのここに!
 どうもお騒がせしました。」

これで冷や汗ジットリの私、見ていた看護師は呆れて笑っていました。

 件の胸ポケット、以前はタバコ入れとしてよく使っていました。が、最近は全く使っていません。

 畳んだ受診受付票の大きさが胸ポケットにピッタリだったので、その具合のよさについ魔が差し、思わず自動行動に走ってしまったのだと思います。(自動行動:無意識にやる習慣的行動のこと;ヒゲジイの造語)

 このドタバタで思い出したのは、メガネを外して額(おでこ)に掛け、メガネがナイナイと大騒ぎしているオッチャンの姿。漫画のコントによくある光景です。

 その場は照れ笑いで凌げましたが、私のボケも愈々、耄碌の域に入ったかもと思ったら、冷や汗がスッと引いてゆくのがわかりました。

 

 

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コメント (2)
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