ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

外出自粛と体調の維持・管理に板挟み

2020-04-24 06:40:33 | 世相
 長引く休校と外出自粛によって、子ども達に溜まっているストレスは相当なもののようです。週1回のゴミ拾い巡回コース途中の、東屋が二つある公園でも、その形跡がありありと見えます。

 先週の金曜日のこと。朝の9時半過ぎに公園に着いたら既に、大勢の子ども達が大声を張り上げながら広場で遊んでいました。

 例の如く、広場周辺から外周の植え込み近くまで、大小の菓子袋やペットボトルが散らかり放題でした。拾い集めてみたら、大きめのレジ袋3個分がパンパンに膨らんでしまいました。

 モヤモヤした気分を紛らわすには食べるのが一番、ゴミの量はそんな子ども達の気分を象徴しているかのようでした。

 外出自粛は、どうにか居場所を見つけている年寄りにとってもモヤモヤの種になっています。

 作業が一段落したので東屋で一服していると、これもいつもの老人達がもう一つの東屋に集まって来ました。10時頃になると三々五々集まっては駄弁りを楽しんで、昼ご飯前に散会するグループです。

 外出自粛が出る前なら5,6人集まるぐらいでしたが、珍しいことにこの日はたったの3人。全員がマスクを着用していました。話題は、やはり新型コロナ。

「すぐ近くの市営住宅で感染者が出たそうだ。もうどこで(感染者が)出てもおかしくなくなった。」さらに、遊んでいる子ども達に顔を向け、
「若いと無症状者がいるそうだから、ひょっとしたら、ここで遊んでいる子らにもいるかもしれないなぁ。」
「もし、かかったとしても、先立つものがなきゃ医者も診てくれないだろうし・・・。」
「先立つもの以前の問題だよ。新型コロナの疑いがあったら、どこの医者も直ぐには診てくれやしない。受診する前に先ず、電話で相談してくれって貼り紙出てたよ。」

 議論が微妙な流れになったので、たまらず私が横やりを入れるハメに。
「ここでは最初に、市の保険福祉センターに電話することになっています。そこが受診先を指定してくれるはずです。
 それに、医療費の個人負担はナシですよ! 今回の新型コロナは指定感染症ですから・・・」。

 よせばいいのに、こんなこともエラソウに言ってしまいました。
「自分のことを棚に上げて言うのも何ですが、そもそもここに集まるのをやめるべきじゃないんですかねぇ?」皆さん、黙ってしまいました。

 危機意識が薄いと言うならそれまでですが、かく言う私も、外に出てやるゴミ拾いがやめられません。糖尿病とアルコール依存症を持病に抱える私にとって、ゴミ拾いは生活リズムと体調の維持・管理に必要不可欠なのです。

 老人達にとっても、“新型コロナは怖い! だけど、外で駄弁るのもやめられない!” のでしょう。二律背反する思いに板挟みとなって、揺れる彼らの心が見て取れました。

 隙だらけは承知の上で、私も人混みではマスクを付け、小まめに手指を洗ってはいます。ゴミ拾いをやめて体調を崩すのか? それとも長期の隔離を覚悟するのか? ・・・

 結局は、どっちもどっちです。今は外出を自粛するしかないと頭でわかっていても、身についた生活習慣はなかなか変えられないものです、ネ?



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