シャインマスカットの新居を確保するために、ヤツデには引越ししてもらいました。
もちろん、ヤツデの引越し先にもタップリと肥料をあげましたよ。
ヤツデに対して私からのせめてもの償いです。
シャインマスカットの植え替えは後日になりました。
次の日、シャインマスカットの芽は前日より大きくなっていました。
この日は我が子の引越しもあり、座敷のサッシ窓を開けて駐車場に停めてある車に衣装ケースを積み込んでいた時の事でした… 。
何と、シャインマスカットの茎に私の体が擦れ、あれほど待ちに待って出たきた新芽が呆気なくポトリと落ちてしまったのです!
「あぁ〜・・・ 💦」
私は、全身の力が抜けて膝から崩れ落ちそうになりました。
引越しの荷物を積み込む前に、
『植木鉢は移動させてた方がいいかなぁ… 』
と思っていただけに悔やまれてなりませんでした。
私は全身の力もヤル気も喪失してしまいましたが、我が子の引越し荷物は運ばなければなりませんでした。
思い出しては溜め息を吐きながら、何とか事故も起こすことなく我が家に戻ったのでした。
そして、心を決めて新芽が出ていた一番上の茎を剪定バサミを使って5cmほど切り落としました。
切り落とした茎のすぐ下には小さな新芽が出ていたので、次はその小さな新芽に望みを託すことにしたのです。
あれから3日が過ぎました。
植物の生命力とは凄いものがあります。
私の希望を託されたあの小さかった新芽は、スクスクと生長しています。
苗木を売ってくれたおばちゃんは、 "上の方の新芽を2つだけ残すように” と教えてくれていました。
望みを託された新芽の下に目をやると…
随分下の方に、1つ新芽が出ています。
”上の方の新芽を2つ” ではなく “一番上と一番下の2つ” になりそうです… 。
シャインマスカット用に、せっかくフカフカのベッドを準備したのですが、植え替え中に、また新芽を折ってしまいそうな気がするので、このまま植木鉢のまましばらく様子を見て行くことにしました。
<一旦終了!>