TANEの独り言

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山岳会入会、その後… <第10話>

2021-10-18 12:04:00 | 山岳会
さすがにベテラン組だけあって、この日の沢登りは滝を幾つも登りました。

滝が現れるとトップがロープを引っ張り上げながらルートを作ります。



登る途中に手がかりや足場がない場合でも、腰からぶら下げている登攀具や帯状の紐(スリング)、カラビナ等を用いて登ります。

滝を登ったトップの人はスリングとカラビナを用いて自分の身の安全を確保した後に、滝下にロープを投げ下ろし、次に登ってくる人を援助するのです。






滝の下にもロープを少しずつ送り出す役割の人がいます。



登る人は、投げられたロープを自分のハーネスにカラビナを使って繋ぐのですが、このロープの結び目の作り方も特殊です。



更には、滝の上下で援助する人も自分のハーネスにカラビナを使ってロープを繋いでいるのですが、ロープを弛みなく取り込んだり送り出せるよう特殊な繋ぎ方が使われるのです。

この結び方を初沢登りの前日に、会長さん宅で集中講義を受けていました。

この猛特訓のお陰で、“連チャン” の沢登りで困ることはありませんでした。



        <つづく>














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2 コメント

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Unknown (nesekiekuson9714)
2021-10-18 17:44:03
TANEさん、こんばんは!

相変わらず、凄いお写真の数々……、驚くばかりです。
もう命懸けの沢登りにしか見えません。
先頭を行く会長さんが、私と同世代とは、もう敬服せざるを得ません。

TANEさんも、初心者で写真を撮りながらですので、大変だと思います。

何とも言えない、ひとつの達成感が得られるのでしょうね!
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Unknown (TANE)
2021-10-19 09:26:04
千之助さん、おはようございます!

ベテラン組の沢登りはインパクトが強かったですね。
事前の講義は受けていましたが、実際に登りながらやるとより身に付きました。
山登りもそうですが沢登りも常に危険と隣り合わせです。
沢を歩きながら脳にアドレナリンが分泌されているのが自分でも分かるほどでした。
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