本当に暑い日が続きます。
皆さんも無理をして熱中症にならないよう注意されてください。
私の連れ合いも、
暑さで睡眠不足→朝食の支度→朝の散歩→テレビ体操→朝食→掃除→共同制作の色塗り…
と、この暑さの中、朝から張りきり過ぎて体調を崩してしまいました。
時期も時期であり不安な気持ちをもちながら病院へ連れて行くと、熱中症とのこと。
迷惑をかけまいと、少し調子がよいと動きはじめると、また具合が悪くなる、を繰り返しました。
最近、やっと体調が戻りホッとしています。
熱中症になるとすぐには体調は戻らないそうで、長い場合は1カ月位かかるそうです。
連れ合いの体調も良くなったので、久しぶりに山へ水遊びに行ってきました。
車を1時間程走らせると、そこは緑に囲まれた山間の渓流です。
平地では雨は降らなくても、山間の渓流には太陽の光を反射させてキラキラと輝く清流が流れていました。
足元に冷たい水を感じながら渓流を遡ります。
下界の酷暑をよそに沢に入ると体感温度はかなり低く、ここは別天地です。
時には腰まで水に浸かりさらに上流を目指します。
取り付きのない滝が現れると、流れから離れ藪の急坂を枝や草を頼りに登って行きます。
宮崎駿さんのアニメ「トトロ」の中に、サツキの妹のメイちゃんが、引っ越してきた家の裏で"木のトンネル“ を見つけて潜っていくシーンが出てきます。
メイちゃんは、その"木のトンネル“ を辿りトトロと遭遇するのですが、山間部の渓流を遡上していると、トトロに出てくるような"木のトンネル“ が時々突然現れるのです。
そんな時、私はメイちゃんと同じ気持ちになり、腰を屈めて"木のトンネル“ を潜って行きます。
トトロに会うことは絶対に無いのですが、子どもの頃のワクワク、ドキドキ感が蘇ってくるような感覚です。
実はこの"木のトンネル“ 、けもの道です。
イノシシかタヌキかアナグマの通勤路なのでしょう。
宮崎駿さんも小さい頃に同じような体験をされたんだろうなと思いながら、私はさらに渓を遡ります。
先日、私が"木のトンネル“ を辿ってたどり着いたのは、この滝でした。
「今日はここまで!」
お昼のお弁当🍙を食べるのも忘れ、童心に還っての水遊びでした。
渓流を離れると、急に気温が上がります。
また、山を降りるとさらに気温は上昇します。
そして、さっきまで子どもだった自分から、現実の私に戻ります… 。