家を建てた当時、洗面所には棚がありませんでした。
そこで、幅が10㎝程の板を5枚を組んで3段棚を作って壁に取り付け、石鹸や入浴剤、洗剤などを置いていました。
図書館から借りてきたDIY本を見ていたら、壁をくり抜いて作る収納棚(ニッチ)が紹介されていました。
"ニッチ” なんて初めて聞きました。
これだと棚の出っ張りもなく、スッキリと収納できます。
洗面所の壁紙も燻んできていたので、早速、やってみることにしました。
壁紙の下は石膏ボードが貼ってあるのはわかっていましたが、壁の中の構造はよくわかりません。
おそらく、1間(約180㎝)おきに太い柱が立っており、その柱間の約30㎝おきに厚さ2〜3㎝の間柱があるであろうといとくらいです。
また、電気の配線があるかも知れませんし、断熱材が入っているかも知れません。
連れ合いには内緒で壁紙ごと壁に鋸を入れてしまいました。
もう後には引けません。
石膏ボードの下には幅10㎝程の薄い横板が貼ってあり、その板ごと鋸で四角く切り取りました。
もちろん、間柱を傷つけないように間柱の位置はちゃんと確認しながらやりました。
さいわい、電気配線も断熱材も入っておらず、気が抜けてしまうほど簡単に完了です。
ただし、石膏の屑が床に散乱しますし、石膏の細かな粉が舞うのでマスクは付けて作業しましたよ。
うちの棚は、前からあった棚の木材と買ってきたラワン材を使って作りました。
奥行き約10㎝の棚で、出っ張りがない分スッキリなりました。
壁はその後、壁紙の上から漆喰を薄く塗りました。
今回のメンテナンスは壁に穴を開けましたのでドキドキものでした。
ウマくいってホッとしました… 。
「フゥ〜」