庭の厄介者に『ドクダミ』があります。
ほったらかしておくと、辺り一面ドクダミの葉で覆われてしまうのです。
おまけに、抜くと強烈な臭いを放ちしばらくは鼻の奥から離れないし、素手で抜こうものなら手指に付いた臭いは長いこと残ってしまいます。
ドクダミ茶というくらいだからお茶にもなるのだろうが、あの臭いを思い出すと干す気にもなりません。
ただ、あの臭いとは正反対にドクダミの花は真っ白で素朴な感じかして、黄色い花粉も控えめなのもとても良いものです。
今年は、ドクダミの芽が出始めた頃にほとんど抜いていたので、ポツポツといった感じにしか花は咲いていません。
梅雨の雨に濡れたドクダミの花は、より一層綺麗に見えました。
玄関横の植え込みの奥に抜き忘れのドクダミの花が、ひっそりと肩寄せ合って咲いていました。
うちではドクダミはホワイトリカーに漬け込んで、ドクダミエキスを作り、虫刺されの時などに使っています。
乾燥させてお茶も作りますが
なんといっても天ぷらが一番美味しいです。
そして鼻詰まりの時は生の葉を揉んで丸めて鼻に詰めると治ります。
なのでドクダミは特別大事にしています。
この時期、お花はほんとうに綺麗ですね。
ブログいつも拝見させてもらっています。
コメントをいただき自分がドクダミについて何も知らなかったことに気付かされました。
早速調べてみると、ドクダミは「毒をだむ=毒を抑える」ことから付けられた名前で、虫刺されの薬や入浴剤、風邪をひいた時のうがい薬の他飲用や食用まで使える“ありがたい植物”ということでした。
60年以上生きてきて「ドクダミ茶」くらいしか知らなかった自分が恥ずかしくなりましたし、ドクダミを敵の様に思いブチブチ引き抜いては捨てていたことが悔やまれます。
yozanema-126さん、教えて頂きありがとうございました。
まずは残っている葉を探して天ぷらからやってみます。
私も2015年5月20日に、「ドクダミの花」でアップしています。よかったら覗いてください。
奥様が好きな花をtenzanbokkaさんも愛おしく思うようになっていくなんて、とても素敵な話ですね。
天ぷらにすると美味しいそうですよ!