前回の【その③】は “手拭いタペストリー” 下側の木枠づくりでした。
残るは上側の木枠づくりです。
上側の木枠には吊るすための仕掛けが必要です。
以前、『赤ずきんの操り人形』をつくった際に使ったヒートンが残っていたので、コレを使うことにしました。
上側の木枠の上部にねじ込みます。
吊るす紐は、渓流釣りで使う網をつくった時に染めた紡績糸です。
下側の木枠は竹串をピン代わりにしましたが、上側の木枠は磁石を使います。
娘が換気扇のフィルターを買った時に付いていた磁石を6個も持ってきました。
そのうちの2個を使わせてもらいます。
磁石と同じサイズの窪みをノミで彫り込みます。
速乾ボンドを流し込みます。
磁石を嵌め込みます。
もう一方は鉄のプレートが収まる浅い窪みを掘り込みました。
鉄の小さなプレートは、廃棄した家具の扉から取り外したモノで、中央にネジ穴が空いています。
短い木ネジで留めると、娘から頼まれていた “手拭いタペストリー” が一応の完成です。
端午の節句に間に合うようにとバタバタとつくったので、改良点も見えてきました。
手拭いを磁石で留めるにしても、竹串をピン代わりに差し込んで留めるにしても、布に腰が無くて見栄えよく挟み込むのが難しいのです。
でも、まずはカタチになりましたので、【一応、完成の巻】とさせていただきました。