TANEの独り言

日々の生活の中でのつぶやきだから聞き流してネ

観天望気

2021-06-07 14:04:00 | 散歩
5月の下旬頃から30分も歩くと暑くなり、それまでは朝食後にやっていた散歩も、最近は朝食前に出かけるようになりました。

散歩から戻ってきた頃にN⬜︎Kの朝ドラ「おかえり○ネ」がはじまります。

主人公である女の子が気象予報士を目指すお話しのようで、毎回番組の最後に視聴者投稿の空や雲の写真が映し出されます。

そのコーナーのタイトルが “観天望気” です。

あまり馴染みのない言葉で、私も学生時代に山登りをするようになって初めて耳にしました。

 “観天望気” とは、雲や風などの気象現象を観察して天気を予測することです。

               巻雲(絹雲)と飛行機雲

 “観天望気” と書くと難しい事柄のように思われがちですが、子どもの頃から生活の中に染み込んでいるお年寄りの方の知恵や言い伝えの中にもお天気にまつわる言い回しがあったことに気が付きます。

例えば、
「ガエルが鳴くと雨が降る」
「夕焼けの次の日は晴れになる」
「ツバメが低く飛ぶと雨」
「お月様の周りに丸い輪がかかると… 」

数えはじめたらキリが無いほど出てきます。

雲や風などの空模様だけでなく、魚や鳥や虫などの生き物、植物やカビの発生まで入れるともっと多くなるでしょう。

他にも肌や髪の毛で感じたり、匂いで感じるものもあるでしょう。

言い伝えの中には科学的な根拠がないものもあるので注意も必要なのですが… 。

自然の中で活動する際に “観天望気” は危機回避に大変役立ちます。

      北穂高〜槍ヶ岳上空に見られた巻雲(絹雲)


            前穂高岳越しの雲海と富士


     風の通り道(大キレットを越えていく時)に発生した雲

ですから朝の散歩では、空の色や雲の種類、山の見え具合、風の向きや肌で感じる温度や湿度など、ついつい気にしてしまいます。

            島原城から見た眉山と雲仙岳










麦秋の散歩道

2021-05-08 13:32:00 | 散歩
G.W中は雨が降ったり、用事ができたりでなかなか散歩に行けませんでした。

数日振りに連れ合いと散歩に出かけると、目に飛び込んでくる色がすっかりと変わっていたのでした。

下の写真は2月頃の麦畑の様子です。


3月には麦も伸び、一面緑の絨毯が広がりました。


麦の穂も若々しいですね。


4月になると穂先に黄色が混じってきました。


G.Wが開けた5月の散歩道は一面黄金色です。


麦の穂先もクルンと曲がっています。


山の麓まで見事な黄金色の海が続いていました。


まさに、“麦秋” です。








散歩道に咲く花たち

2021-04-27 14:19:00 | 散歩
今日のブログは散歩中に見かけた花たちです。

『南側の庭にデッキを作るゾ!』は、なかなか捗らないのでチョットだけ休憩!



散歩道の途中に公園があります。

時々、公園の中を通ります。

公園の中で見つけた小さな野草です。


公園の中をもう少し進むとタンポポが集まって咲いていました。


黄色は元気になる色ですね。

公園を抜け、水路(堀、クリーク)の脇にも黄色い花。


濁った水と泥の中から、鮮やかな色の花を咲かせていました。

もう少し進むと、今度はピンクの花です。



春になり、散歩道は花のオンパレードです。








この足跡は…?

2021-04-23 12:52:00 | 散歩
散歩をしているといろんなものを目にします。

それは心安らぐ風景であったり、季節の移り変わりを感じる草花や生き物であったりもします。

先日のブログでは、私の住む地域で見られるレンコン畑のある風景や麦畑で見られた光景を紹介させてもらいました。

ここ数日、散歩に出かけると田んぼの脇に掘られた水路(堀・クリーク)の水が落とされ、底の泥が顔をのぞかせています。

この水路、数日前は50cm位ある鯉が何尾も泳いでいました。

水嵩が下がる前にもっと深い水路に逃げたのでしょう、水が落とされた水路に魚の姿はありません。

そのかわりに、水路の底に溜まった泥の上に幾何学模様のようなモノを見つけました。


まず目を惹いたのはこの模様でした。



よく見ると、サイズは大・中・小あるようです。




先程の模様とは別に、こんな模様も見つけました。



紅葉のハンコみたいです。


抽象画のようにも見えます。


コレもサイズは大・中・小ありますね。


私が写真を撮っている間に、連れ合いはトットと随分先の方まで行ってました。

「おーい、まってくれー!」








散歩中の風景

2021-04-15 14:42:00 | 散歩
雨が降らない限り、毎朝連れ合いと散歩に出かけます。

一人で歩く散歩は “鍛練” みたいに孤独でしたが、連れ合いと一緒に散歩する様になり、キレイな景色や四季の移ろいを二人で共有できる楽しみができました。

私が住んでいる地域は遠方を山で囲まれた平坦地です。

散歩コースは田園地帯の真っ只中で、レンコン畑も点在しています。

晴天の風のない日、黄砂もまだ飛んでくる前の冬の時期に、収穫を終えたレンコン畑の水面に遠方の山が鏡の様に写っていました。


こんな日は滅多にありません。

この瞬間に立ち会うことができた幸運を連れ合いと喜び、感謝しました。



これも同じ日の同じ山の風景です。

芽を出したばかりの麦畑が広がり、低い木立が連なるその奥から、私が学生時代に何度も登り慣れ親しんだ山がドッシリとした山容を見せていました。




次の写真は最近写した風景です。

あんなに背の低かった麦たちが、冬の寒さに耐え、鉄のローラーに踏まれながら大きく育ちました。


その麦の穂が春の風に吹かれ、踊るように揺れています。


麦畑の上を流れる風の姿が、波の様に揺れる麦の穂の模様になって表れています。


 “トトロ” に出てきたワンシーンのようです。


もう少ししたら麦の刈り取りがはじまることでしょう。

「麦秋も楽しみだねー」と言いながら田舎の風景の中を二人で歩いています。