25日 長野県中野市で女性2人・警察官2人が刃物や銃器で殺害 自宅に立てこもり翌26日未明に投降 警察官一人に対する殺人容疑で逮捕された農業 青木政憲 容疑者31歳は容疑を認めているという。
筆者 テレビ報道を中心に注目しておりましたが・・・・現在までの印象に関して記事を書いてみたいと考えます。まず 子どものころからの成育環境でありますが・・・報じられているとおり市議会議長を務める父親・近所の人に生け花を教えることもある母親 同居する叔母 ほかに弟がいるようですが これに関しては詳しく報じられていません。小中学校の同級生によれば「勉強がよく出来る人であった」「小中学校時代は野球をやっていた」などの印象があり 高校は県内の進学校 卒業後長野県外の大学へ進学したが中退して実家へ帰ってきた。自衛隊へ入隊したこともあるらしい。帰郷後は自宅の家業である果樹園の経営 最近では軽井沢と中野市にイタリアンジェラードの店を出店していたが本人は来客に応対するようなことはしていなかった・・・等など人物評価としては「コミュニケーションをとることがあまりうまくない」などの印象があったようだ。どうやら人生の価値観を大きく変えるような心の形成があったのは高校生~大学中退頃のように見受けられる。
話を転じますが・・・彼の置かれた環境を筆者の目から見ると・・・地元での環境は・・・父親が市議会議長を務めるほどのある程度の名家 果樹園を経営しジェラード店を出店するほどの事業経営者 小中学校時代は成績も優秀な「良い子」だった人物が故郷を出て大学へ進学したとたんに中退するという「あまり良いことは言えない」存在に変化している。帰郷後はまた「良い子」としての期待が周囲から求められる環境になったと筆者には見える。一方 帰郷後に銃砲の所持許可を求めるようになり今回事件でも一部 銃を使用している。何か「俺は強いんだぞ」と心の奥で必死になって叫んでいる容疑者が見えるような気がする。女性二人を殺害した理由に関して現在までに「俺の悪口を言った」など供述しているというが 妄想に近いコンプレックスの裏返しともとれる。人間が何らかの行動を選択する場合・・・コンプレックスの存在が大きく影響を与えることが見られる・・・というのが筆者の理論には存在します。地元では「良い子」でいなけらればならない・・・その心情に反して自分の心の奥底にあるコンプレックスをワイヤブラシで研磨するような本人には妄想にも似た周囲の物言わぬ目が銃の引き金を引く行動を選択させたねでは?とも考えるのであります。もちろん本人には筆者が指摘するようなメカニズムが認識されているとは考えません。良い子はある一定の出来事の心模様を境にサタンになりうるのです。