昨日(18日)になって初めて報じられ始めたことでありますが 岸田首相の演説直前に爆発物をばげて威力業務妨害容疑で現行犯逮捕された川西市在住の 木村隆二 容疑者24歳の犯行に至った理由(原因・動機)に関して 昨年実施された参議院議員選挙に関して木村容疑者は当時年齢23歳にもかかわらず さらに供託金も準備せず候補者として立候補しようとして届け出たが候補者としての条件を満たさないとの理由で不受理とされたことに関して「日本国憲法に規定する平等の精神に反する」として神戸地裁に国に対し10万円の損害賠償請求訴訟を提起したが神戸地裁は棄却 さらに大阪高裁に控訴中であることが報じられている。神戸地裁の訴訟に関しては弁護人はなく本人単独での訴訟であるという。また大阪地裁に対する控訴趣意書の中に「岸田首相が主宰する内閣府は国会の審議を経ることなく故阿部元首相の葬儀を国葬とした」等非難めいた一文があるという。
失礼ながら・・・事件が発生したのは土曜日の午前中 夕方には木村容疑者の氏名年齢・住居地は発表されていたと記憶している。このような訴訟があったこと大阪高裁に控訴されている事案が存在していること・・・司法記者クラブにはメディア各社が存在しているはずであるのにこの事実が報じ始められたのが火曜日(18日)であった事実は報道の自由というよりも報道取材の無関心というべき事実と考えます。ところで最近の出来事として「どこかの22歳女子大生が選挙に立候補しようとしてやはり条件を満たしていないという理由で不受理となった事案」が報じられていた記憶があるのですが この女子学生のムーブメント・・・木村容疑者の趣旨と訂通している部分があるとも見えますが関連はあるでしょうか?筆者の個人的な見解では選挙における被選挙権に関して疑問を持つことは決して悪いことではありませんが その提示の手段方法が暴力を伴うものであるのなら社会的に否定されるべきなのは当然です。それでなくとも世界に冠たる「縦型社会日本」若者の要求が簡単に受け入れられる社会ではないことを知るべきです。おじいさんやおばあさんはまだまだ元気です。