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大谷翔平君MVP満票受賞 この若者の凄いところ 「守・破・離」

2023-11-18 05:36:51 | スポーツ

  17日 米プロ野球大リーグは今年の年間MVPを30人の記者投票によってエンゼルスに在籍した大谷翔平選手29歳に満票で選出した。満票での選出2回目は史上空前であるという。またしても誰もがなしえなかった記録を大谷君が樹立したことになる。

  筆者は専門的な野球の知識を有する者ではありません。子供のころ草野球に興じテレビで野球を見る程度のごく平均的な興味を持つものであります。大谷君の活躍に関しては広く報じられておりますから筆者がいまさら触れるまでもありません。

  大谷君に関して日本プロ野球界の先達である2人の方の意見を筆者は記憶しております。一人は現役時代バッティングで活躍した張本さん もう一人は複数回三冠王に輝いた落合博満さんであります。張本さんは大谷君が日ハムに入団して二刀流を目指している頃「バッターかピッチャーの どちらかを選択させるべき・・」と発言しておられた。落合さんは大谷君がアメリカで活躍が目立ち始めたころ「彼のバッティングは今日の日本プロ野球の打撃理論には沿っていないが 野球をのびのびやっているのがいい」とのものでした。

  話を転じます・・・茶の湯の千利休の言葉であったと記憶しています。一つの途を極める過程として「守・破・離 (す・は・り)の段階がある」というものだそうで・・・誰かに教えられてそれを忠実に実行して実力をつけていく段階を「守」 その世界での既成概念に疑問を感じていろいろと試してみる段階を「破」 やがて既成の常識にとらわれない異次元の世界に至る段階を「離」 としているということなのだそうです。千利休が言っていることではありませんが「興味を持ち続けることが必要条件となる」ことは当然の帰納であります。

  WBCの決勝の場面で試合開始前に全選手の前で大谷君が言った言葉・・・「皆さん 今日だけはあこがれることはやめましょう」でありました。筆者はこの場面をライブで見ていて「おや?この青年が言っていること」と注目いたしました。大谷君のこの発言があったことに関して後に・・・あの発言の直前に米チームからトラウト選手のサインボールが3ダースほど日本ベンチへ届きプレゼントされたらしいのです。選手の何人かがて見ていたということです。勿論トラウト選手は善意でサインボールを届けたのでしょう・・・・しかし大谷君の胸中では 今から勝負をしなければならない相手に憧れを抱いていたのでは勝負は論外だ・・・と考えたのかもしれません。確かに憧れを抱くということは悪いことではありません。しかし憧れを抱いていている存在を超えることは可能でしょうか?たぶん大谷君は器具を抱いたのであろうと筆者は勝手に理解したというわけであります。筆者が見る限り 大谷君はもはや「破」mp段階を燃えて「離」の段階に突入しているはずであります。筆者は勝手に大谷君のマインド分析をしております。



1 コメント

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満票でMVP凄いですよね。 (ハマGUCCI)
2023-11-19 09:16:00
馬車馬の様に働いて、それを評価してくれたことが嬉しい。(最後は故障してしまったけど)
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