オウム真理教による「松本サリン事件」から３０年

　　１９９４年６月２７日　長野県松本市の住宅街に猛毒のサリンが散布され８人が死亡１００人以上が負傷する通称「松本サリン事件」が発生　翌年３月２０日には東京都内の地下鉄に同様にサリンがまかれ多数の死傷者を出した「地下鉄サリン事件」の発生となり　これらの事件は当時山梨県上九一色村に本拠地を置く宗教教団「オウム真理教」による犯行であることが判明　教団幹部１３人が死刑判決が確定　既に死刑が執行された事件であります。

　　筆者松本サリン事件」が発生当時　まさか自分が後にこれらの事件に関与することになるとは夢にも思わず平穏な日常を送っておりました。報道などには気にかけておりましたが宗教教団と猛毒のサリンが意識の中で結びついておりませんでした。これが一般的な日本人の意識の平均値であったことは間違いありません。