美由治久ハバネロブログ

犯罪ウオッチャーのブログ

終活犯罪?鈴木常雄(86)蕨郵便局人質立てこもり事件など 埼玉

2023-11-03 05:40:09 | 事件

  今日の記事は ややマニアックでありますから興味がない読者はスル~してください。

  鈴木容疑者に関して筆者が推測した人物像とはそれほど違ってはいないようであります。鈴木容疑者はアパートの自室に放火して後 バイクで戸田病院へ 拳銃で診療室へ2発発射 医師と患者男性に負傷させた。その後バイクで蕨郵便局へ可燃性液体などを持ち込み拳銃を2発発射 女性職員2人を人質に取って立てこもった。約8時間後に警察官が突入 人質強要の容疑で現行犯逮捕された。自室放火も病院襲撃も郵便局人質もすべて容疑を認めているという。原因・動機に関して「病院や郵便局に恨みがあった」など話しているという。

  ここからが筆者の偏見と独断に満ちた記事になるわけでありますが・・・鈴木容疑者 かつては組織暴力団に所属していたことがあるという。更に過去に多数回の逮捕歴があるという。組織暴力団に所属し多数の逮捕歴がある人物と聞くと とても凶暴でコワモテの人物とのイメージでありますが・・・・筆者の見解では「本当に共謀で殺人などを罪を繰り返したは娑婆にいる期間が短いですから逮捕歴は少ないのが常識」です。逮捕歴が多数回の人物は暴行や脅迫など法定刑が短い犯罪を繰り返すタイプです。たぶん鈴木容疑者 長期の刑を繰り返した経験はないと考えます。刑務所では こういうタイプの受刑者を「ひやかし」と呼ぶそうです。15年20年と長期の刑に服している受刑者から見れば 1年~2年で出所していく受刑者は 冷やかし に見えるのだそうです。では なぜ?このような対応の犯罪者が存在するのでありましょうか?確かに本来的に酒癖などが悪くて難度の刑事責任を問われる人も存在しますが犯罪歴を見れば 本来的な人なのかは判断可能です。では鈴木容疑者はどのようなタイプであるかというと・・・筆者の見解では「図り切った犯罪を業として行う人」と考えます。そんな人物がこの世の中に存在するのか?との疑問もあるでしょうが筆者はこういう人物に複数回であったことがあります。詳しいことは日本の犯罪史荷まで遡りますが・・・昔からあるうヤクザの得意とする「みかじめ料」などのシノギに関して このような人材が必要となってくるのです。各暴力団には必ず このような人材がおります。対立抗争の際に拳銃を打ち込みに行く人とは別に こんな人物も必要となってくるのです。鈴木容疑者の今回の事件 最初は現住建造物放火・次は銃刀法の発射罪(殺人未遂にはなりません)最後は人質強要罪です。とても凶悪な事件に見えますが 全部合わせても死刑にはなりません。筆者から見ると計算されつくした犯罪であります。野球でいえば「送りバントの職人」であります。では なぜ?今になって こんな事件を企画実行したのでしょうすでにヤクザから離脱して生計の途はは国民年金と生活保護程度と考えます。アパートは立ち退きのため退去を求められているというし ここで はた?と自分の行く末を考えたのだと思います。多少の不自由を考えれば刑務所で障害を終了することが自分にとって一番終活にふさわしい。と決意しての行動と考えます。もう11月・・・・クリスマスのころには行き先がなく宿泊する金もない人たちが無銭飲食などをして刑務所志願する季節となります。「マッチ売りの少女」受刑志願者バージョンであります。ヨタ話でありますからあまり深刻に考えないでください。