ムシアツサ、戻る⑤

　どうやら雨はやんで、５日目はまともな水面でのレースが期待できそうな若松から栗尾根です。


　初日の雨は、短時間でまとめて降りました。４日目は、その８割程度の雨が何時間も降り続けた感じ。第５Ｒの待機行動中、実況の内田和男さんが「まさにカンボジア、あるいはベトナムの山奥…」と言った瞬間、スタンド中から「行ったことあるんかい!!」と、大合唱が起こったことはいうまでもありません。ちなみに、その後の６Ｒで中尾選手が突っ込みによる減点７を取られましたが、この実況への突っ込みがマズかったのではなく、１周２マークの走法によるものです。あしからず…。


　インボー（陰棒ではない）さん情報によると、ピット取材に入った記者は、ほぼ全員がズボンをヒザまでまくって裸足、海水浴の帰りのような格好で戻ってきたそうです。。一方、ピットに入らず記者席で試運転、展示とレースをチェックしていたインボーさんは、「前面のガラスが濡れて、誰が走っているのか分からんかった」と言ってました。そういえば、私のいたスタンドでも、目の前でレースをしているのに、テレビ観戦している人が多かったです。浸水している水面際では見られないし、スタンドからは対岸のビジョンがはっきり見えませんでしたからね。





　写真のアイスは、ブラックモンブラン。通称ブラモン。大阪でいえば王将くらい、超メジャーなアイスクリームです。九州以外ではお目にかかれませんが…。通常版は80円。これはスペシャルなので100円（競艇場そばのスーパーでは75円）です。

　ただのチョコクランチと侮ってはいけません。ウィキペディアによると、〝創業者がアルプス山脈を訪れた時に、「この真っ白い山にチョコレートをかけて食べたら、さぞ美味しいだろうな」と思ったことがきっかけで、アルプスの最高峰モンブランのようにアイスクリームの最高峰を目指す〟と崇高な理由で、43年前に誕生したアイスなのです。これだけで、ジュウスポの原稿が１つ書けそうです。通常版とスペシャルの違いは、大きさと、当たりクジの内容。スペシャルは当たりが出るとクオカードがもらえるようですよ。