やるで！この選手① ～堀本泰二～

「デイリースポーツ杯」なのにムチャクチャ宣伝しまくるＭ記者です。

それもこれも競艇界のため。ちっちゃなことにこだわっていたら、業界は沈没しちゃう。

いつの日か「十三スポーツ杯」「ジュウスポカップ」「十スポ選手権」なんかができたらいいですね。それにはもっともっとアピールしてアクセス数を伸ばさないと。個人的に目標にしているのは、ひまひまデータさんのアクセス数。頑張れば手の届くところまで私たちは来ています。みなさん、これからもよろしくで～す！

さっそく私のやる気を見てもらいましょう。今後グッと伸びそうな選手を紹介する新シリーズを始めちゃいます。

第１回は本日、住之江ホワイトベア競走準優10Ｒに出場する堀本泰二。これまであまり印象がなかったんですが、外からのレースに目を見張るものがありました。狭いところでもズバッと割ってくるスピード＆度胸。若き日の太田和美のようであります。

競艇ニュースの前３場所成績欄に「約３カ月欠場」とあったので、理由を尋ねたら、それは驚くものでした。

「右肩の手術をしたんですよ。亜脱臼というんですか、関節がやわらかくて、はずれやすかったんです。２年ぐらい前からレース中にはずれたりして、悩んでました。手術したのでもうはずれることはないと思うんですが、可動域はまだ狭いですね。リハビリが必要です。もちろん、レースには支障ないですよ。実は医師の方からは半年間休みなさいと言われてたんです。先生に無理を言って２カ月と２週間で出てきました。どうしても新鋭王座には出たかったんです。選考期間内に１４０走しなくちゃならないんですけど、40走も足りなかったので。12月まで休んでいたら権利はあっても出場できませんから」

きのうまでの今期勝率は６・66。初のＡ１級が見えてきています。前期は５・86。飛躍の理由は…。

「いいペラができたとか、急にうまくなったとか、そんなことではないですね。気持ちの問題です。これまでは王座に出たいとか、遠くばかり見て焦っていました。考え方を変えたんです。目の前の１走に魂を込めようと。一走入魂です。そうしたら自然と成績が上がってきました。プロペラの話しが出ましたが、いま住之江で使っているペラは同期の西山貴浩君が長く休んでいる僕に気をつかってくれて作ってくれたもんなんです。調整が合えば乗りやすいですね。師匠は清水攻二さんなんですが、“もう自分でやれるわ”と言ってもらったので、他のグループの人たちとも交流しながら自分でやってます」

どうでした？Ｍ記者はマジメに働いてるでしょ？

それでは記者らしく準優の予想もしておきましゅ。

９Ｒはスポニチコラム「行くで！きょも！！」でも紹介した加瀬智宏がいかにも２、３着向き。ブレーキの利きが直ると信じて①④②、①④③、①②④、①③④。押さえに④①。

10Ｒはこの堀本。３枠の鈴木唯由はスタート発順が１１１２１１とトップＳ連発です。これに乗ってスピード差し。①④、④①、②④、④②、③④、④③と網を張りたい。

11Ｒ。勝野竜司が「ホント良く頑張ってるでしょ」というように、エンジンはあまり出ていません。バッサリ見切ります。吉田の相手は中尾で決まり。①③④、③①④、①③⑤、③①⑤。４点で取れそうです。

直前の気配、予想は翔さんに聞いてね～。

みなさんもいい選手を発見したら、このタイトルで紹介してください。