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お山にお宮がたちました

四国別格二十霊場 十九番札所

香川県に香西寺というお寺がある。四国別格二十霊場の十九番札所。別格とはどういうことだろうと調べてみた。

四国八十八箇所霊場を巡礼される方が立ち寄ることが多い寺で、空海さんとの関わりが深い霊場が200から300近くあり、番外霊場といわれている。その番外霊場のうち20の寺院が集まって、1968年に創設されたものが四国別格二十霊場らしい。

四国八十八箇所霊場に四国別格二十霊場を加えると百八となり、人間の百八煩悩と同じになることから煩悩を滅すると、両霊場を合わせて参拝することを薦めているという。

こちらに、耳治し如意輪観音さまをお祀りしているところがあると知り、気になっていたので、姉と二人で寄ってみることにした。境内の北側に耳治し如意輪観音さまの古いお堂があったので、立札に書いてある御真言を唱えお詣りさせて頂いた。




こちらのお寺は毘沙門天香西寺といわれ、境内には国の重要文化財である毘沙門天像があるという。入口では毘沙門天さんが迎えてくれる素敵なお寺だった。私たちがお詣りしていると、鐘が鳴ったので見てみると一人のお遍路さんがお遍路装束でお詣りしていた。

境内のお大師さんをお祀りしてあるところに、お大師さまの生涯を紹介してる看板があった。そちらの言葉に心を打たれたので、そのまま紹介します。

ともし火のごとく ともに輝き 花のごとく 幸せ咲く

「失われた心、失われつつある人の世界」

多くの世の指導者たちも、それが何であるかを語ろうとしない。それは慈しみの心、あわれみの心、喜びの心、苦難を救う心である。これは四無量心と名づけられた。お大師さまはこの心を現実に活かして即身成仏、救世利人、蜜厳国土を願う大宗教をうち立てられた。お大師さまを知ることにより、日本の人の心の真実を知ることができる。

人間には88の煩悩があり、四国霊場を八十八ヶ所巡ることによって煩悩が消えていくといわれている。八十八ヶ所の霊場を巡拝すると、良い意味で今後の人生観が変わりそうで、これから始めるお遍路が楽しみになってきました!

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