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お山にお宮がたちました

住吉大社

住吉大社は都会にありながらも、鳥居をくぐると外は海なのではないかと錯覚するくらい海の似合う神社だった。目を閉じると、海の近くの浜辺に大社があって、波の音が聴こえてきそうな雰囲気を感じた。住吉大神は海中より出現された海の神として航海安全の神として崇敬されているようだがそれも凄く納得できた。

人混みや都会は苦手な私だが、大阪という都会にいる事を忘れさせてくれ、ずっとこの中で時間を過ごしたいと思うくらい、大好きな神社のひとつになった。

私がお詣りしたのは早朝だったこともあり、あの広い大社をほぼ独り占めできるような感じで、静かにお詣りができた。

手水社も松の木を切らない様に建ててあり、伊勢神宮でも感じたのだが、自然を大切にし共存している住吉大社にこの神社を護っている人間の温かみを感じた。






和歌の神、農耕の神、弓の神などともいわれる住吉大神。厳しくも愛情深く教養ある女性に稚日女尊を育てあげた、その愛情溢れる厳しさと優しさを想像して感動した。そして、その力強さと優しさを兼ねた御神氣を住吉大社から感じて、可能であればずっととどまりたいと思った。


キリム絨毯が好きで、トルコ人の知人からたまたま買ったキリム絨毯の柄が、朱色に蒼い龍を織った非常に珍しいものだった。その柄が住吉大社の門構えの彫り物になんだか似ていて嬉しかった。そんなこともあって、住吉大社から帰って来てからキリム絨毯を見るたびに、住吉大社を思い出してにっこりしている。笑

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