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お山にお宮がたちました

長谷寺

丹生川上神社を後にして、そこから30分くらいのところにある長谷寺に一番近い旅館、大和屋さんに向かいました。
こちらの旅館、老夫婦が切り盛りしていて、本当にこのご夫婦の人柄が温かい。



この旅館に泊まると長谷寺にて行われる早朝の勤行に参加しやすいです。
せっかくだから、朝早く起きて参加しました。

古くから観音信仰の聖地とされてきた長谷寺は一年を通じてさまざまな花が咲き誇り、「花の御寺(みてら)」と呼ばれています。
ご本尊は、約10mもの高さを誇る日本最大の木造観音像。観音巡りをする多くの参拝者で賑わいます。


ご本尊の特別拝観をやっていて、地下に入り足に触れることができるとか。
特別拝観なんて聞くと嬉しくなります。朝のお勤めが終わって地下に入り足を触らせてご縁を繋いで来ました。



石畳の参道を進むと、長谷寺の総門にあたる大きな「仁王門」があります。

門をくぐると現れるのが、屋根付きの階段「登廊(のぼりろう)」。
平安時代の長暦3(1039)年に、奈良の春日大社の宮司・中臣信清が我が子の病気平癒を長谷寺に祈願したところ無事に回復したことから、その御礼に登廊を寄進したのだそうです。

早朝なので清々しいです。


重要文化財に指定されている登廊(下廊)。形に特徴のある長谷型の灯籠が吊るされています。中登廊・下登廊は明治27(1894)年に再建されました。
長いこの階段は上登廊・中登廊・下登廊と3廊に分かれていて、総数はなんと399段あります。


階段を上がると本堂です。




入母屋造本瓦葺の本堂。国宝に指定されています
本堂は断崖絶壁に建てられており、ここからの眺望は最高です!


本堂目の前には十一面観世音菩薩立像があり、その正面に座ります。


こちらの礼堂では、私達がお詣りした時は7時から、数十名の僧侶と一緒にお経を読む「朝の勤行」が行われていました。時間は季節によって変わるようですが、誰でも参加することができます。
沢山のお坊さんが心を込めて一心に唱えるお経は迫力がありました。


朝のお勤めが終わって、少しだけ長谷寺をまわります。




これから旅館に戻って朝食です。


朝食も美味しかったのですが、写真は無いです。
こちらが前日夜の夕食です。
旅館の奥様が、お父さんが鮎をとって来たから、天然は珍しいだろうからどうぞお食べくださいと鮎とアメゴが何と2匹も出てきました。
美味しく頂きました😆


昔の旅館ではありましたが、清潔感は保たれています。部屋も寝る部屋とくつろぐ部屋と二部屋あって広かったです。
トイレが共有だったり、家族風呂だったりするものの、この老夫婦の心遣いが素晴らしくて、このご夫婦のあったかさが気に入ってしまい、また泊まりたいねと主人と話しました。

びっくりなんですけど、一泊二食でしかも料理も美味しいし、お腹いっぱいになるくらい食べれて、それで何とお一人様8,000円でした😳
こちら、お薦めです💖

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