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お山にお宮がたちました

四国遍路 逆打ち 十七日目

8月の3連休は、ずっとお遍路をしており、最終日は、朝7時過ぎにホテルをチェックアウトしスタートしました。
徳島中心街は、この日から始まる阿波踊りで、街中に提灯が飾られており、出店や桟敷席が用意されていました。

17番 井戸寺
16番 観音寺
15番 国分寺
14番 常楽寺
一宮神社
13番 大日寺
12番 焼山寺
11番 藤井寺
別格2番 童学寺
10番 切幡寺
9番 法輪寺
8番 熊谷寺

徳島市中心から30分弱で到着した17番札所 井戸寺。
この日は、神山や眉山、剣山といった霊山の看板を眺めながらのお遍路となりました
いつの日か、神々の聖地である徳島県を、ゆっくり探索したいと思います。

徳島県には、1915年に浮島八幡美宮という政府により爆破された神社があったようです。
徳島の吉野川の日本最大の中州にあった神社で、気になるので、いつの日かその場所で手を合わせたいと思います。
治水工事のためという理由だったようですが、実は、爆破して無くす必要のない神社だったようで、酷過ぎると驚きます。

徳島県のあわは言霊的に、はじまりから終わりまでといった感じがして、神々の聖地が不思議なレイラインにあります。
眉山と剣山山頂に祀られている御祭神は素戔嗚尊だともいわれてます。

17番札所 井戸寺




16番札所 観音寺



15番札所 国分寺


七重の塔が建っていた跡のようです。


14番札所 常楽寺
本堂右手にあるアララギの霊木の木の股に大師を祀り、「アララギ大師」と呼ばれる霊木があります。




徳島の一宮神社。
御祭神は大宜都比売命・天石門別八倉比売神です。
大宜津比売様、月の神様ですよね。。



鎮座地は徳島市の西部で、周辺は「一宮町」という地名になっており、東方にある山の頂上にはかつて小笠原氏の「一宮城」という城があった。元々は上一宮大粟神社(名西郡神山町)が阿波国一宮であったが、参拝に不便であるため平安時代後期に国府の近くに分祠が作られ、こちらが一宮となったと伝えられています。



13番札所 大日寺は一宮神社の向かいにあります。


12番札所 焼山寺。
今まだの札所は、全て比較的近いところにあったのですが、焼山寺はかなり離れたところにあり、この日の難所です。




こういう自然溢れるところが好きかな。。


11番 藤井寺
弘法大師が五色の藤を植えたとか。。
入り口に藤の木がありました。


白龍弁財天の堂がありました。


別格2番 童学寺


いろは唄と空海さんの像がありました。

いろはうたは、イエスは「咎なくて死す」という暗号が唄の中に秘められており、無実の罪で死んでいったイエスキリスト様のことを訴えた唄であると教えて頂きました。

空海さんは、そのことがわかっていたのだけれども、時代が追いついてなかったので、いろはうたに、この事を後世に伝えようと、唄に込めたのだと思います。

空海さんは、この時代に覚醒し、悟りを得、天と繋がったものの、時代が追いついておらず、神々の世界をどう人々に伝えるか苦悩したのかもしれません。

この世の不条理を目の当たりにして、心の平安を人々が得るには、目に見える形で神々の世界を表現しなければならないと、八十八箇所霊場を開いたのかもしれないと思っています。

神は自然そのものであり、有形の仏像なんかではなくて、眼に見えない大いなる存在だと思い、手を合わしています。
神は、天であり、地であり、風であり、太陽であり、月であり、星であり、空気であり、その中で循環して全てが生かされており、人間も、何ら他の動植物と変わらず、循環というサイクル中に生かされているんだと、そんな事を思います。

暑い日だったので、涼しい風鈴🎐の音に癒されました。



 
10番 切幡寺
三三三段を上がりました。







9番 法輪寺


入り口のお地蔵さんが可愛い🩷


そして、この日最後となります。
8番 熊谷寺
提灯に光が灯っていました。




全て終わって、17時。
最後に弁財天様にご挨拶。


この日は札所札所が比較的近かったこともあり、沢山まわりました。
これだけまわると、体力をかなり消耗しました。

あと、7札所➕別格1番を残すのみとなりました。あと1日で終わるかな。。
最後まで頑張ります。



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