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お山にお宮がたちました

別宮大山祇神社

南光坊の横にあるこちらの神社は、本宮である瀬戸内海の大三島に鎮座する日本総鎮守・大山祇神社の別宮であります。

伊予国一宮の大山祇神社は以前お詣りさせて頂きました。


往時には本宮と並ぶほどの威容を誇っていたと伝えられている立派な神社です。
元々はこちらが四国八十八箇所の札所で別当寺として南光坊が納経を担当していたとのこと。


しまなみ海道の大三島にある大山祇神社は、橋もかかり今は車で簡単に行けますが、昔は舟でしか行けないし、村上水軍(海賊)もいてお詣りに行くのも大変だったと思います。

本式の遍路は海を渡って大三島の本宮にも参拝し別当の神宮寺でも納経することなので、江戸時代の納経帳には「日本總鎮守 三島本宮 別當神宮寺」と書かれていて、追加での参拝の形だったとか。


鳥居を括って入ると大きな石と大きな穴がありました。何なのかわからないままです。



こんな感じです。

奈良原神社です。
御祭神は楢原山(旧越智郡玉川町)山頂の奈良原神社分霊で、奈良原神社の氏子全員が離村して今治市内に移ることになったため、当社境内に分霊を勧請したようです。



拝殿に向かいます。

明治初年に神仏分離で南光坊と分かれ札所も移ったようですが、現在でも境内は隣接しており、当社と南光坊の両所参りは習わしであるようです。


お詣りさせて頂きありがとうございます。


稲荷神社の鳥居をくぐります。


清高稲荷神社です。


その横に阿奈波神社(あなばじんじゃ)があります。


御祭神は磐長姫大神(大山積大神の長女)で、大三島の阿奈波神社の別宮となります。


こちらが本殿です。
大きな楠木があります。


荒神社です。
御祭神は三宝荒神・大穴牟遅神であります。社殿は寛政6年(1794年)に建てられたようですね。


三宝荒神様。
いつも有難うございます。


今の時代、大三島の大山祇神社も、こちらの別宮大山祇神社も、南光坊も車で簡単にお詣りできて有難いことです。




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