おおたかの森と流山カナル物語

流山に住む主婦&薬剤師lalaの気紛れな日記
実は「福の神」らしいので、ゆったりまったり、周りを幸せにしていきます

打ち身、打撲、捻挫などの炎症症状が収まったら

2009-06-11 15:52:24 | 薬・治療・健康
次に打ち身、打撲、捻挫、ぎっくり腰の炎症症状が収まってからのお話です

氷で冷やして、だんだん痛みが収まってくると
今度は逆に冷やすと痛くなります
これは炎症が収まって来たためで、もう冷やしてはいけません
そしてそれでもまだ鈍い痛みがある場合、患部が栄養不足になって
痛みの慢性症状になっているので、血行を良くして
患部に栄養(血液)が行き渡るようにします

つまり今度は急性症状とは真逆で、患部を温めなければいけません
お風呂に入って温めたり、マッサージをしたり、温湿布が効果的です

温湿布は血流を良くする湿布薬で、血流が良くなると痒くなりますから
すぐ剥がさなければいけません

痒くなったらすぐ剥がす、これが大事 

痒いのを我慢して貼り続けるとかぶれの原因になるので要注意!
そのため大きな温湿布薬だと、患部がまだ血流の悪い状態なのに
健康な部分が先に痒くなってしまい、剥がさなくてはいけなくなるため
ツボに貼るタイプの小さい温湿布がお奨め


こちらはクラシエ(旧カネボウ)の点温膏(てんうんこう)
120枚入り700円位、240枚入り1000円位です

これ以外のメーカーの商品もあります
どれも2cm角の小さいタイプで、いわゆるツボに貼るタイプです
押して痛いけれど気持ちがいい所に貼って、痒くなった所から剥がします
こうして温めることによって患部の痛みが軽減し、早く治ります

これらの温湿布には注意点があります
貼ったままお風呂に入ったり、シャワーを浴びると、とても痛いですし
剥がしてすぐ、も痛いです
お風呂に入る30分前には剥がして入浴しましょう
そして入浴後、体のほてりが収まってからまた貼りましょう

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以上、二つに分けてお話しましたが
これが打ち身、打撲、捻挫、ぎっくり腰などの正しい治し方です

冷やした方がいいか、温めた方がいいか、の判断は簡単
気持ちがいい方を選びます
温めて痛かったら冷やす、冷やして痛かったら温める
ね、簡単でしょ
どうぞ、お間違え無く無く 

以上、lalaのお薬情報でした


P.S. やっぱり、こういう話は書くのに疲れる…二日がかりで書き上げました
チカレタ
コメント (3)    この記事についてブログを書く
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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いいことを教えていただきました (あひるさん)
2009-06-13 07:55:19
 おはようございます。冷やせばいいってものではないのですね・・。とっても、参考になりました。・・だから、子供のが治りが遅かったんだと・・あせっています。もうよくなったようですが。ありがとうございます。
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体のサイン (lala)
2009-06-13 09:22:39
冷やしたり、温めたりを逆にやっている人、多いです。”痛み”は体が「こんなことしないで!」て悲鳴をあげているんです。体のサインを見落とさないでね
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ありがとうございます (あひるさん)
2009-06-14 20:27:26
 すっごく、参考になりました。自分ではないので・・よけい気をつけてあげなければいけないのですね。ありがとうございます
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