19、20日は小田和正のコンサートツアー福島公演
出身地横浜の最終公演が残っているけど、地方公演は最終日
私は19日の公演に行ってきました
感動的な、素晴らしいコンサートでした
曲の構成は宮城公演と同じでしたが
会場のあづま総合体育館は宮城スーパードームの半分程度の大きさ
こじんまりとした感じで、花道から客席までの距離も近く
その分小田さんの顔もはっきり見えて、アットホームな感じでした
設置した花道の距離も短いから
小田さんもほとんど走ることなく
ゆっくり歩きながら、そして何度も立ち止まりながら歌ってくれて
来ていたお客さんも、いわゆる首都圏の
コンサート慣れした、乗り乗りのお客さんが少ないから
ホントに気分は「小さなコンサート」という感じでした
そんな中、小田さんが、被災地の人たちの為に作ったという歌
「その日が来るまで」を歌っていた時のこと
私は前から6番目でしたが、その歌を歌っていた時の小田さんは
丁度私の方を向いていて、小田さんの歌っている顔が
とってもよく見える位置に座っていました
ところが、その歌の途中、
「♪君が好き、君が好き」と歌って出した頃から
小田さんの声の伸びが無くなってきちゃって
『わっ、歌い過ぎて嗄れてきちゃったのかしら』
と心配しながら聴いていたら、
とうとう歌につまって、一瞬歌うことを止めてしまったのです
『え、大丈夫?』とびっくりして小田さんの顔をよく見てみたら
なんと、彼は泣いていたのです
もちろん、演奏は続いていたので
声をつまらせながら、小田さんは歌い続けてくれたのですが
すぐ近くで見た小田さんの顔は
今まで見たことの無い、悲しそうな、辛そうな表情で
口をへの字にしながら涙を堪えていたから
小田さんの気持ちがこちらまで伝わってきて
私まで泣いてしまいました
ふと周りを見たら、私の周りに座っていた人たちも
みんな泣いていました
後で気がついたけど、私の席の周りに座っていた人たちは
みんな福島の人だったようで
小田さんのコンサートは初めて、という人ばかりだったから
立ち上がったり、決まりきった手拍子もしないから
その分、私はとても落ち着いた感じで座っていられたのです
今思うと、もしかしたら、わざとその一帯を
福島の人たちの席にしたのかもしれませんね
3時間近いコンサートの間、小田さんは
何度も私たちの区画の前の花道を通って行ったのですが
その度、こちらの区画を見ては、
今まで見たことの無い優しいまなざしを送ったり
話しかけたり、歌いかけたりしていて
いつも観客に対してクールな小田さんしか知らない私は
『え?いつもの小田さんじゃないみたい』と思ったのです
実はファンクラブ歴の長い私は、いつも結構良い座席で
(もちろん、関係者ではないので、物凄~~~く良い席ではないですよ)
後ろの区画で、前から6番目というのはあまり良い席ではなかったから
『なんでだろう?』と思っていたけど
きっと、一番良い席には
福島の人たちを座らせてあげてたのかもしれませんね
その後、「hello hello」や「今日もどこかで」
「生まれ来る子供たちのために」などの歌を歌ってくれたのですが
これらの歌はもちろん、震災前に作られた歌だったけど
改めて聴いてみると、被災地の人の為に作った歌ではないか
と思うくらい、心に響く歌詞で
その度に、私の周りに座っていた人たちは涙を拭いていました
そんな様子を見ていて、
私がこのコンサートをアットホームに感じたのは
小田さんが福島の人達に対して
優しく接していたからなんだと思いました
今回の震災、津波で、多くの人たちが被害を受け
辛い思い、悲しい思いをした人がいっぱいいると思うけど
いまだに原発の被害を引きずらなくてはいけない福島の人たちが
やはり一番辛い思いをしているのではないかと思います
そんな福島の人たちを元気づけようと
わざわざコンサート会場を福島に選び
しかも地方公演の最終日として設定してくれた小田さんを
私はとても素晴らしいアーチストだと思うし
今までファンでいて、本当に良かったと誇りに思いました
「今回だけでなく、また近いうちに福島に来ます」
と言っていた小田さんを、これからも応援して行こうと思いました
私も、福島を応援するぞォ~
1980年に初めて、オフコースのコンサートを見に行ってから
今年で32年
今まで何十回とコンサートを見に行ったけど
この福島のコンサートが一番感動的で、
一番心の温まるコンサートだったと思います
福島は遠いし、開催会場も駅から遠いからどうしようかと思ったけど
ホント、頑張って行って、良かった
私もきっと、また福島のコンサートに行きます
あ、でも私が行くと、行けない福島の人が増えちゃうかな?
でもお買い物して、福島の経済貢献に頑張りますので許してください
ということで、ホントに素敵なコンサートをありがとうございました
小田和正さん
hello hello 詞・曲 小田和正
きっと いいことが 待っている
そう思ってる ホントに
君が 幸せになると 信じている
去り行く人がいて また
新しい出会いが きっと始まる
hello hello hello hello
今は 元気出して 早く
明るい日射しは 今日も 降り注いでる
全てが変わっていく きっと
明日になれば 明日になれば
強く生きて やさしく生きて
自信をなくして くじけそうになっても
君のホントに 大事なものを 見つけるまで
hello hello hello hello
君に見えているか そこから
はるか遠い 未来へと続く道
いくつもの夢が 君を待っている
明日になれば 明日になれば
強く生きて やさしく生きて
自信をなくして くじけそうになっても
君のホントに 大事なものを 見つけるまで
どこまでも続く 白い道 夏の空
想う気持ちは いつでもそこへ 帰ってゆく
心に届くものはいつも 同じ優しい形をしている
悲しいことも いつか同じ 形になっていく
強く生きて やさしく生きて
自信をなくして くじけそうになっても
君のホントに 大事なものを 見つける その時まで
出身地横浜の最終公演が残っているけど、地方公演は最終日
私は19日の公演に行ってきました
感動的な、素晴らしいコンサートでした
曲の構成は宮城公演と同じでしたが
会場のあづま総合体育館は宮城スーパードームの半分程度の大きさ
こじんまりとした感じで、花道から客席までの距離も近く
その分小田さんの顔もはっきり見えて、アットホームな感じでした
設置した花道の距離も短いから
小田さんもほとんど走ることなく
ゆっくり歩きながら、そして何度も立ち止まりながら歌ってくれて
来ていたお客さんも、いわゆる首都圏の
コンサート慣れした、乗り乗りのお客さんが少ないから
ホントに気分は「小さなコンサート」という感じでした
そんな中、小田さんが、被災地の人たちの為に作ったという歌
「その日が来るまで」を歌っていた時のこと
私は前から6番目でしたが、その歌を歌っていた時の小田さんは
丁度私の方を向いていて、小田さんの歌っている顔が
とってもよく見える位置に座っていました
ところが、その歌の途中、
「♪君が好き、君が好き」と歌って出した頃から
小田さんの声の伸びが無くなってきちゃって
『わっ、歌い過ぎて嗄れてきちゃったのかしら』
と心配しながら聴いていたら、
とうとう歌につまって、一瞬歌うことを止めてしまったのです
『え、大丈夫?』とびっくりして小田さんの顔をよく見てみたら
なんと、彼は泣いていたのです
もちろん、演奏は続いていたので
声をつまらせながら、小田さんは歌い続けてくれたのですが
すぐ近くで見た小田さんの顔は
今まで見たことの無い、悲しそうな、辛そうな表情で
口をへの字にしながら涙を堪えていたから
小田さんの気持ちがこちらまで伝わってきて
私まで泣いてしまいました
ふと周りを見たら、私の周りに座っていた人たちも
みんな泣いていました
後で気がついたけど、私の席の周りに座っていた人たちは
みんな福島の人だったようで
小田さんのコンサートは初めて、という人ばかりだったから
立ち上がったり、決まりきった手拍子もしないから
その分、私はとても落ち着いた感じで座っていられたのです
今思うと、もしかしたら、わざとその一帯を
福島の人たちの席にしたのかもしれませんね
3時間近いコンサートの間、小田さんは
何度も私たちの区画の前の花道を通って行ったのですが
その度、こちらの区画を見ては、
今まで見たことの無い優しいまなざしを送ったり
話しかけたり、歌いかけたりしていて
いつも観客に対してクールな小田さんしか知らない私は
『え?いつもの小田さんじゃないみたい』と思ったのです
実はファンクラブ歴の長い私は、いつも結構良い座席で
(もちろん、関係者ではないので、物凄~~~く良い席ではないですよ)
後ろの区画で、前から6番目というのはあまり良い席ではなかったから
『なんでだろう?』と思っていたけど
きっと、一番良い席には
福島の人たちを座らせてあげてたのかもしれませんね
その後、「hello hello」や「今日もどこかで」
「生まれ来る子供たちのために」などの歌を歌ってくれたのですが
これらの歌はもちろん、震災前に作られた歌だったけど
改めて聴いてみると、被災地の人の為に作った歌ではないか
と思うくらい、心に響く歌詞で
その度に、私の周りに座っていた人たちは涙を拭いていました
そんな様子を見ていて、
私がこのコンサートをアットホームに感じたのは
小田さんが福島の人達に対して
優しく接していたからなんだと思いました
今回の震災、津波で、多くの人たちが被害を受け
辛い思い、悲しい思いをした人がいっぱいいると思うけど
いまだに原発の被害を引きずらなくてはいけない福島の人たちが
やはり一番辛い思いをしているのではないかと思います
そんな福島の人たちを元気づけようと
わざわざコンサート会場を福島に選び
しかも地方公演の最終日として設定してくれた小田さんを
私はとても素晴らしいアーチストだと思うし
今までファンでいて、本当に良かったと誇りに思いました
「今回だけでなく、また近いうちに福島に来ます」
と言っていた小田さんを、これからも応援して行こうと思いました
私も、福島を応援するぞォ~
1980年に初めて、オフコースのコンサートを見に行ってから
今年で32年
今まで何十回とコンサートを見に行ったけど
この福島のコンサートが一番感動的で、
一番心の温まるコンサートだったと思います
福島は遠いし、開催会場も駅から遠いからどうしようかと思ったけど
ホント、頑張って行って、良かった
私もきっと、また福島のコンサートに行きます
あ、でも私が行くと、行けない福島の人が増えちゃうかな?
でもお買い物して、福島の経済貢献に頑張りますので許してください
ということで、ホントに素敵なコンサートをありがとうございました
小田和正さん
hello hello 詞・曲 小田和正
きっと いいことが 待っている
そう思ってる ホントに
君が 幸せになると 信じている
去り行く人がいて また
新しい出会いが きっと始まる
hello hello hello hello
今は 元気出して 早く
明るい日射しは 今日も 降り注いでる
全てが変わっていく きっと
明日になれば 明日になれば
強く生きて やさしく生きて
自信をなくして くじけそうになっても
君のホントに 大事なものを 見つけるまで
hello hello hello hello
君に見えているか そこから
はるか遠い 未来へと続く道
いくつもの夢が 君を待っている
明日になれば 明日になれば
強く生きて やさしく生きて
自信をなくして くじけそうになっても
君のホントに 大事なものを 見つけるまで
どこまでも続く 白い道 夏の空
想う気持ちは いつでもそこへ 帰ってゆく
心に届くものはいつも 同じ優しい形をしている
悲しいことも いつか同じ 形になっていく
強く生きて やさしく生きて
自信をなくして くじけそうになっても
君のホントに 大事なものを 見つける その時まで