嘔吐、下痢を伴う風邪（湿邪）に効く漢方薬

風邪には冷えの風邪と熱の風邪があるとお話しましたが
そこに更に「湿（しつ）＝余分な水分」という病邪（びょうじゃ）が入り込むと
嘔吐、下痢の症状が出てきます

これを「湿邪（しつじゃ）」と言い
冷えの症状を伴う場合は「寒湿邪」
熱の症状を伴う場合は「熱湿邪」に侵された、と考えます
ノロウィルスの風邪症状や
風邪以外でも、食中毒などによる急性胃腸炎がそうです

この場合のおススメは胃苓湯(イレイトウ)


市販薬では錠剤が手に入りやすいですね

この場合、味を見ることは出来ませんが
「嘔吐、下痢には胃苓湯」で間違いはありませんので
初期症状の時は錠剤でもいいので服用してください

胃苓湯は五苓散と平胃散を合わせた処方です


五苓散は消化管内にある水分がうまく吸収されないまま
身体から排出されていく状態
つまり身体の組織に水分がよく行き渡らないため、喉が渇くのに
水分を摂ると胃が受け付けなかったり(嘔吐)
腸で充分吸収されないまま体外に出てしまう(下痢)、
という状態に効果があります
特に水瀉性（水のような）下痢に有効です

また平胃散は消化管を温める効果があります

胃苓湯が手に入らない場合、
また胃苓湯ではうまく効果が出ない場合は柴胡桂枝湯

こちらは胃苓湯ほどすぐに効果は出ませんが
お腹を温めながら症状を改善していきます
甘くて美味しければ飲み続けて大丈夫です

胃苓湯は手に入らないけど五苓散が手に入るなら
柴胡桂枝湯と五苓散を服用してもいいでしょう

嘔吐を止める処方は医療用にはありませんので
胃苓湯（又は五苓散)は非常に有用な処方かと思います

また嘔吐、下痢の症状の時は
消化器官が冷えている状態なので温めなくてはいけません

そのため飲食物は温かい物を取るのはもちろん
食べた後(消化吸収後）に身体を冷やす冷性食品
(夏野菜、葉物野菜、白砂糖など）は摂取しないで
温性食品（冬野菜、根菜、黒砂糖、三温糖など）を摂るようにします

またお臍（へそ）の真下と
腰の後ろの両脇（腎臓の後ろ・・・両手を腰に当て仁王立ちをした際、親指が触る辺り）
の計3ヶ所をホカロンのような物で温めると
下痢症状が治まり、痛みも軽減します


以上、風邪だけに限らず、嘔吐・下痢が激しい時は胃苓湯
症状が更に進み、気力減退、倦怠感などが現れてきたら柴胡桂枝湯を
服用するといいでしょう
柴胡桂枝湯（さいこけいしとう）

以上、lalaの漢方情報でした

今夜のメニュー

鶏手羽元の塩焼き、カニサラダ
スルメイカ醤油漬けとさやえんどうのオイル炒め、

コメダ珈琲で食べたシロノワールがお腹に残っていたので
少な目のお夕飯でした

嘔吐、下痢を伴う風邪に効く漢方薬

しんどいママさんからご相談のコメントをいただいたので
緊急に記事にします

ウチのお店のスタッフの間でも
嘔吐、下痢を伴う風邪が流行しているようなので
市販薬で手に入る漢方薬のお話です

激しい嘔吐や水瀉性の(水のような）下痢を伴う風邪には胃苓湯（イレイトウ）です
もし胃苓湯が手に入らなかったら柴胡桂枝湯（さいこけいしとう）がおススメです

甘く美味しく感じたら効きます
美味しく感じる間は飲み続けて大丈夫です

もちろん、風邪症状を伴っていますから
葛根湯と銀翹散を最初に服用することが大事です
ただこちらの処方は一包でやめてください

胃苓湯は市販薬では錠剤しか置いてない場合がありますので
その場合は味を確かめられませんが、錠剤で服用してください

細かい説明はまたの機会にお話しましょう
もし今、嘔吐や下痢の風邪にで苦しんでいる方がいたら、是非是非お試しください

嘔吐、下痢を伴う風邪（湿邪）に効く漢方薬

連絡バス

新松戸行きの無料バスが
フードメゾン搬入口横から出てます

コメダ珈琲

来ました(^O^)

今日のランチ

天丼いただきます

猿回し

可愛いィ～(^O^)

シャローパン

お鍋料理をオシャレにしたくて
KEYUKAでステンレスのお鍋を買いました

ステキ(´∀｀)

後はIHのプレートが欲しいなぁ