信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

じゃがいも いろいろ

2009年07月22日 22時39分10秒 | Weblog
■インカのひとみ

●「インカのめざめ」の自然受粉種子の中から選抜したもの。「インカのめざめ」より一個重がやや大きく、収量性も優れている。
●形は倒卵形、皮は淡い赤、目の周辺は黄褐色、カロテンを多く含み、身はオレンジ色。
●中間質からやや粘質で、舌触りはごくなめらか。ナッツや栗に似た風味がある。煮くずれが少ないので煮物に向く。皮むき後の褐変・調理後の黒変も少ないので、美しい色を活かした料理にも。

■シャドークイン

●同じ紫色の「キタムラサキ」「インカパープル」よりもアントシアニン色素が多く、またこれらより味が良い。深い紫色とは逆に花は涼やかな白。
●長い楕円形、皮、身とも濃い紫色、目は浅い。
●煮くずれしやすいが、調理後の黒変が少ない。鮮やかな色を活かしてお菓子づくりや、濃黄色と白色の種類と一緒にポテトチップやフライドポテトにするとカラフルな彩りが楽しめる。

■レッドアンデス

●皮が赤く鮮やかな色。
南米アンデスの原産種とアーリーローズという紅色の皮を持つ品種との交配種で生命力が強く、他のじゃがいもに比べ芽が出やすい。ねっとりとした食感と濃厚な味わいが得られる。
1度食べると忘れられなくなる。
中身は白いものと黄色いものが有る。

この3種が今回畑で作った作品で、もうすぐ堀り上げます。
従来のじゃがいもと異なるため、土の中から出てきたときは
ぎょっとしましたわ。