今日の午後から大家さん親子と一緒に、近所の山林へ 出かけ念願の山菜摘みをした。
<昨日お宅で家族4人がもてなしを受け、珍しい食べ物が次々に登場。中でも初めて口にした山菜のホップの胡麻和え。あの、ビールの苦味の素のホップが食べられるとは・・・。その美味しいこと!。たちまち皆で食べ尽くした。ホップはこの近辺の山で取れるとのことだったので、明日一緒に山菜採りに行くことを約束した。
エコーラインの傍の山と大家さんの山林の2箇所で、そのホップとやらを摘み取る。山菜取りは数十年ぶり。ムスメはカナダへ行く準備が終了していないし、息子夫婦は石和の温泉以来重症の眠り病に罹っていてソフアーで気絶しており、家に置いて行く。
ホップの芽はノバラの根元に生えていて、棘にやられるのを注意し、木の根は数種採り、蓬の新芽も天ぷらにすると良いそうだ。
山菜取りの服装は長靴と手袋をはめ、頭は帽子をかぶり、腰にびくをぶら下げるがこれも原村に来て始めたファッションだ。
この姿になると雅子さんからよく似合うといつも笑われる。
これでも1ヶ月前まではブランドのスーツ姿で日本橋の1部上場の企業に勤めていたのだが、あまりにもかけ離れた今の姿にこの村の人々は過去の私を信じてくれない。というより馴染み過ぎていると言われる。
山では地面ばかり見ながら山菜を探して摘んでいたら、時々自分ひとりになっているのに気付き慌てる。山の中で迷子になるのはこういう時だとわかった。
思った以上に収穫があり、内心ほくほくして帰宅した。大家さんはいい人で、自分が採ったホップを若い衆に(私の子供を指す)持たせてやってと沢山下さった。
その夜採って来た山菜は天ぷら、おひたし、胡麻和えなどにしたが美味しくてぺろりと食べてしまった。
子供達も若いのに好んでよく食べてくれるので料理する張り合いがある。
この芽吹き時の食物は食べると体中が中身から綺麗になるし、免疫が一杯出来ると信じてしまう。
しかし夢中になって山の中を歩き回った結果、通常になく疲労感が強く夕食が終わった後床に転がって眠りたいと考えていた。
今後、まだまだ山菜の種類は多いので今日はイベントのはしりだ。