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conscience

my diary

油断大敵(Security is a great enemy)

2022年07月06日 | 日記
 腰痛も徐々に治ってきたので、今朝は20分程散歩してきた。腰痛の原因は、自転車に長時間乗ったことと、やっていなかった腕立て伏せなどを毎日やったことだと思っているが、その他に原因もあるかもしれない。
 私の腰痛は、少しの間の辛抱で片が付くが、コロナの感染再拡大は、全くの油断ではないだろうか。政府や産業界の、一日も早くWITHコロナで国内の諸活動を平常に戻したいという意向は判るが、コロナ禍が完全に収束したのでもないのに規制を緩和して、飲み会OK、外ではノーマスクでも良い、旅行もどんどん行けと推奨し、野球場で大声で応援しても良い等で、あたかも、コロナ禍が収まり、単なる風邪と同等になったというような印象を多くの人に与えた。これ等のことが感染の再拡大に繋がることは、なにも感染症の専門家でなくとも十分に予想出来たことであった。国内のPCR検査が十分ではないので政府発表の新規感染者の数字には信頼は置けないものの、芸能人やスポーツ選手などの感染者の増加を見れば、現在が感染拡大の第7波の入り口にあることは推察出来るのではないか。聞くところによると、ワクチン三回目の接種率は、未だに61%強だという。高齢者の大半がワクチン三回目接種をしていることを考えれば、若い人達の接種率が未達成だということだろう。もっとも、ワクチンの効果についても、政府や専門家の発表には信頼が置けないので、三回目接種者が重篤化しないと言われても本当なのか不安だ。発表されているコロナでの死者数が正確であるというなら、今年に入ってからの人口統計上で見られる死者数の増加はどういう意味なんだろうか。それについても、政府からの明確な説明はない。
 いっそのこと、そんなにコロナ感染が怖くないと言い張る人がいるなら、コロナについての感染症法に基づく分類を止めたらどうなんだろうか。中国のようなロックダウンが出来ないのであれば、しかも、これ以上制限をかけることが出来ないのであれば、普通のインフルエンザと同等に扱い、その代わり、どの病院でも診察拒否をさせないようにすれば良いのではなかろうか。しかし、折角の塩野義製薬のコロナ治療薬が完成しても、長期間認可が下りないということは、誰の陰謀なんだろうか。このままでは、中国に申請した方が認可され易いということで、治療薬の日本外しのようなことが起きかねないのではなかろうか。厚労省は、そのようにして外国での治験結果が出てからでなくては認可しない方針なんだろうか。はなはだ疑問だ。
 この国は、何があっても、過去の慣習通りのお役所仕事で事態を収拾しようとしている。福島の原発事件のこともそうであった。除染などは、イスカンダルに行って除染装置を持ってこなければ不可能なことぐらいは素人でも判っているのに、徐々に立ち入り制限区域を狭めようとしている。そんなに早く放射能が消えるものなんだろうか。しかも、以前通りに復旧することを目的としているようだが、避難期間が長期化してしまった今、以前の地域に帰ってこようという人は少ない。それなのに、莫大な予算を復旧の為に消費し、しかも、この件での責任者の処罰がなされていない。それどころか、裁判所は、国に責任がないという判決を出したそうだ。そもそも、原発立地は国主導でされ、安全であると主張していたではないのか。それを、千年に一度とはいえ、地震と津波が定期的に襲ってくることが考古学上わかっている地域に立地し、挙句の果てにメルトダウンまで引き起こし、米軍まで逃げ出そうかというような大惨事を起こしたのは誰の責任なのか。このコロナ禍でもそうだし、専門家と称する連中は沢山いても、効果的な対策が出来ないのは、政府機関の構造の問題なんだろうか。それとも、政治家が無能なんだろうか。ロシアのウクライナ侵攻が明らかにしたのは、権威主義国家の問答無用の暴力的傾向だが、中国、ロシア、北朝鮮と権威主義国家に囲まれ、我が国の安全は風前の灯火のようでもある。野党が言うように、平和外交を貫くことで、この種の戦争が起きないということは絶対にありえない。中立国家であるスイスでも、武装はしているし、核戦争にも耐ええるようなシェルターも完備しているではないか。一部野党が非武装中立を唱えるのは、ロシアや中国から何らかの援助を受けているからなのか、それとも、単に、与党に対抗する為の政略に過ぎないのだろうか。それは無責任なだけではなく、危険な行動だ。
 参議院選挙があるが、見てくれや弁舌の上手下手で選ぶのではなく、本当に自らの当選目的以外に国や国民に対する愛情の持ち主であるかを、投票の判断基準にしたい。しかし、選挙公報を見ても、どの人も、そんな人には見えないというのは不幸だ。よりましな人や政党に投票するしかない。 

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