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conscience

my diary

いつの間にか皐月の季節となったが、巣ごもり生活は未だに続く

2021年05月03日 | 日記
 世の中がコロナ・コロナと騒いでいる中で、いつの間にか立夏となった。もっとも5月が立夏というのは暦の中のことで、気象学的には春と区分されているらしい。外に出ると、つつじが満開で、肌に当たる日差しも何となく気になる季節でもある。
 東京や大阪などは緊急事態宣言の最中にあり、それ以外の県でも全国的に感染者の数が増え、この変異株の感染力の強さは明らかに過去一年間の経験を上回っている。これで、緊急事態での自粛も効果が無く、ワクチン接種が更に遅れるようなら、オリ・パラの開催中止の意見も強くなってくるだろうし、感染防止に失敗した政権として、政府や自民・公明党政権の責任問題ともなってくることだろう。
 私は、アレルギー体質があるので、ワクチン接種の順番が回ってきたとしても、ある意味では命がけでワクチン注射を受けなければならないかと覚悟している。しかし、一年前の武漢での惨状が散々に報道されていたのに、政府官僚達や自民・公明党の政治家などは、何をしていたのだろうか。それに引き換え、感染をほぼ抑え込んだ中国や台湾では、連休中の観光客の増加が報道されている。
 「太平之ねむけをさます上喜撰(蒸気船と添え書き)、 たった四はいて夜(よ)るもねられす」とは、1853年に黒船が来航し、江戸時代の幕藩体制下の鎖国太平の夢を打ち砕き、日本の鎖国政策を根本から変更させる契機となったことを風刺する狂歌であるが、現在であれば、「太平の眠気を覚ますコロナ禍は、何でもお任せ平和日本の雰囲気壊す侵略者、人々は困窮し、年寄りは殺し、オリンピックも大迷惑」とでも言おうか。
 しかし、人というものは、正常性バイアスの塊で、昨年より、よほど感染が拡大している時期なのに、マスクをしていれば大丈夫と思って、連休中に旅行に行ったり、挙句の果てには、クルーズ船に乗船したりしている。日本人とは何とも愚かな国民ではないだろうか。マスクは、例え着用していても、60%位の感染抑止効果はないし、どこかの県知事の推奨しているマスク会食などと言っても、換気されていない店内で飲食すれば確実に感染しかねない。それに、東京や大阪では、未だにサラリーマンは満員電車で通勤していたりしている。そんな電車の中が安全なはずがなかろう。政府や東京都に対して、会社に対して、通勤時の安全確保を訴えてストライキでも起こしても良いのではないのか。どこで感染したか心当たりがないという人の中には、自分が安全だと思い込んでいた所で感染した人がいるに違いない。そして、例え軽症の感染者であったとしても、何らかの後遺症が残っている人が半数以上占めているとの報道もある。「(コロナ後遺症で)ハゲ増えて、お仲間喜ぶ、光頭会」
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