さて、外環道に向かって再開。
信号機に「らんとう坂下」とあります。
信号を右に曲がると「らんとう坂」。「乱闘」? まさか!
「らんとう」を漢字で書くと「卵塔」。「蘭塔」とも書く。
坂の途中、石の土台の上に卵型の墓石があったことから、この名前が付いたようです。しかし、そのような史跡は見当たりませんでした。
右折して坂道を上ります。正面には「もみじやま公園」。
昭和31年の写真を見ると、道の奥の平地には、白子川の湧き水を利用した田んぼが広がっているのが分かります。写真右の雑木林は『もみじ山憩いの森』となり、現在では『大泉町もみじやま公園』として整備されました。
(この項、「」HPより。写真も。)
昭和20年代後半までは、葛飾区もこのような田園風景が広がっていました。懐かしく思い出されます。
いったん外環道近くまで行き、公園に向かいました。
公園の下は、外環道。
紅葉が見事。
外環道沿いの道にあるバス停「北大泉」から西武線「大泉学園駅」まで。その前に、「都県境」を確認。
この先が都県境。
ジグザクに丘陵を下りてきた境界線が「外環道」を越えていきます。
外環道上。
手前が練馬区大泉町1丁目、奥の建物から和光市南1丁目。
今回は、ここまで。
この付近の今昔。
2010年代のようす。中央がもみじ山公園。 1880年代のようす。家もほとんどなさそう。
大泉学園駅までの途中、外環道と関越道の「大泉JCT」脇を通り、さらに、「東映東京撮影所」、「東映アニメーションミュージアム」などを通過します。
駅前には、「大泉アニメゲート」があります。日本のアニメ発祥の地として、キャラクターの記念碑、説明、過去の歴史を展示しています。
次回は、ここから「ひばりヶ丘駅」まで、ジグザクコースをたどります。
※練馬区内は大きな公園、緑の豊かな場所が多いのに気付かされます。