ORIZZONTE

君が僕を信じてる。

小さな天使

2005年03月21日 | 春はあけぼの。(日記)
小さな天使が、僕のもとに舞い降りた。


バイトの帰り道、疲れきった私は乗車時間が長いこともあって 携帯をいじっていた。

すると、私(と携帯)をまじまじとみる人が。

その視線の先をみると、これまたぷりちーな赤子がおったそうな。(日本昔話調)


ピンクの服をきた、おなごじゃった。

彼女は遠慮なく、私を見つめてきた。

自分で言うのもなんですが、やたらと見知らぬ子供にモテるんです。


あたしってば罪な女…と、数秒調子こきながらも 赤ちゃんの相手をしはじめた私。

彼女は親の携帯をいじくっている最中で、あ~おんなじ~という感じで私に目をつけたようだ。


状況を把握した私は、携帯を耳に当て
「もしもし~?」
と電話のまねをして、彼女の相手をはじめた。


すると彼女は、
携帯を何度か開閉し、通話口を上にして(つまり逆)

にこぉ~と笑った。


その愛くるしさと言ったらもう…仕事の疲れもふっとぶラブリーさだった。


反対だぞ~と、とりあえずつっこみを入れると、
今度は携帯の裏側に耳を押し当てる彼女。

これまた違うんだけど、とっても嬉しそうだった。

かわいかった。


私の方が、先に下車をした。


その後の帰り道は、妙に気持ちが軽かった。