ORIZZONTE

君が僕を信じてる。

グラビテーション

2004年08月14日 | みすまる。(趣味ネタ)
大丈夫、あたしがすべて撃ち殺してあげる。


私と鬼束ちひろの初めての出会いは、
そんな台詞で始まった。

新聞1ページまるまる使った広告で、
デビューシングル「シャイン」の宣伝。
上の文は、そのときのあおり文句(っていうのかな)
だった。
CDのラベルにも印刷されていたその文は、
まあなんというか・・・過激だった。

当時、とても気になったけど、でもそれどまりだった。

あたしは、音楽をあまり聴かないほうだった。


二度目の出会いは、月光。

深夜番組のランキングで、見慣れない名前の女の子が
歌っていた。

あ。

あたしは、あのときの広告を思い出した。

二度目の出会いは、急速に私を惹きつけた。
すぐさまCDを買った。
出演する数少ない番組に、見入った。
気がつけば、月光はロングヒットを続けていた。

そんなふうにして、一目ぼれならぬ
「二目ぼれ(?)」をすると、
私はその人を結構愛してしまうのです。
そしてそれがブレイク前のアーティストだと、
なおワクワクするのです。

「もう一度出会える引力があるのならば、本物だ」

私のよくわからない持論の一つです。