乳がん多発骨転移・多発肝転移ステージ4です!のぴりぃのボチボチ日記

S43年生。H24年右乳房温存手術、翌年多発骨転移、H28年多発肝転移。治療のことや日常をつづります。前を向いて。

検査結果と今後の治療。その3

2018-09-13 12:14:52 | 日記
転移していて、悪化していない部分と悪化している部分がある。

全く効いていないわけでは ない、今のアバタキ。

治療、どうする?
今日からでも次の抗がん剤に変えるか。
変えるとしたら、どの抗がん剤にするか。

体力がある今のうちに、アバタキよりも強力と思われる抗がん剤を入れるか。←点滴で。

それとも経口の抗がん剤にチャレンジしてみるか。←クスリの“強さ ” としてはアバタキよりはマイルド?!

経口の抗がん剤にするなら、ゼローダかTS-1か。

それとも、効いているかもしれないアバタキを今後も続けるか。

私が今日この場で すぐに結論を出さないという選択肢も、ある。
家に持ち帰って考えて、また来週の診察で決めることも できる。

でも、今この診察で結論を出さなければ、治療の再開or開始が また一週間延びてしまう。

んー。
既に1ヶ月間、ずっと休薬している。この1ヶ月間は いわゆる無治療。
私の場合、抗がん剤を投与しないと温熱療法も受けられない。

んー。
んー。

アニメの一休さんがトンチを考える場面のように、私は目を瞑り考えました。←あっという間の“ぽくぽくぽく ” な木魚のBGM(イメージ)(笑)。

「先生。
 あと2クール、アバタキを続けます。2クール終わったところで肝臓の画像検査・再評価して、その時点で治療も再検討させてください」

私が そう言うと、主治医は頷きながら
「分かりました。そうしましょう。
では来週からアバタキ+温熱療法で治療を再開します」
と答えながら、パソコンで私の治療計画や今後の諸々の予約を素早く打ち込んでくれました。

私の決心。
あと約2ヶ月は今までと同じスケジュールで治療する。
今までと同じように仕事にも行く。

2ヶ月経って。
もし、抗がん剤を変えて副作用がヒドくなったら。
仕事は、諦めよう。
その時はスッパリと諦めよう。

治療を。
仕事を。
悩んで迷って考えて考えて、
決める。

また、
悩んで迷って考えて考えて、
決める。

私が選んだ、その繰り返しの日々。

なかなか厳しいなぁ……と思いながらも、
時々は苦しいなぁ……と思いながらも、
それでも、前を向く。

shinoさんがコメントしてくださったように、我らの目指すところはただ一つ。

「一日でも長く生きる」!

その目標には迷いは無い。
(あまりにツラいときは少しだけ揺らぐこともありますが(苦笑)。)

だって、医療の進歩はスゴい。
まさしく日進月歩だ。

きっと近い将来、ステージ4の乳がんでも治癒が可能となる画期的な治療法が出てくるはず。

一日でも長く生きて、その画期的な治療を受けて、元気になるのだ!
子どもの成長をずっとずっと見続けるのだ!

というわけで、これからも私は主治医に相談しながら、私らしく生きるための努力をしてみようと思います。
泣いたり落ち込んだりイライラしたり怒ったりしながらも、

それでも、笑って前向いて。

自分のために、家族のために、
一日でも長く生きるために。

そう決めたのでした。


読んでいただき、ありがとうございますm(_ _)m

こんな私ですが、これからもよろしくお願いいたします。



検査結果と今後の治療。その2

2018-09-13 08:15:13 | 日記
おはようございます。
検査結果と今後の治療。その1からの続きです。


今の治療(アバタキ+温熱療法)を続けるか。
それとも抗がん剤を変更して治療するか。

主治医からは「のぴりぃさんには、まだまだ使える抗がん剤や治療法は いくつも有る」
「だけど、のぴりぃさんの今のADLをキープしての生活を考えたり、のぴりぃさんは仕事も続けているから。使う抗がん剤の副作用や諸々の影響を考えると、限られてくるかと」
と言われました。

治療、どうしよう……。
夫と顔を見合わせて。
夫と2人で主治医の瞳をジッと見つめて。

主治医が言うには、

今より効果が強力な抗がん剤に変えることも出来るが、それでは副作用や諸々で体力が落ちてしまう。
仕事を続けるのはモチロン、家庭での日常生活にも支障が出るだろう。

あとは、今よりもマイルドな効き方になるが経口の抗がん剤に変える手がある。
ゼローダかTS-1か。
ただ、ゼローダは副作用として手足症候群が強く出る。手足症候群によって外出や仕事は難しくなるだろう。

主治医の意見を聞く前には、ゼローダも含めたXC療法に変えようかと考えていた私でした。
が、
主治医の説明を聞いた夫は手足症候群に反応し「それは無理だよね……」と小声で私に呟きました。

そうね。
無理では ないかもしれないけれど いろんな意味でリスキーでは あるわよね、と心の中だけで呟く私。←夫への返事になっていない(笑)。

さらに私は考えます。

副作用の出現は人によって随分と違ったりするので、主治医の心配が私に そのまま当てはまらないかもしれない。

でも、できれば副作用への対策を実践できる体制になってから次の治療を開始できたらいいなぁ。

使えるクスリは、できればまだ残しておきたい。

より強力な抗がん剤を使うのは体力があるうち。「より強力な抗がん剤は後でに残しておこう」と思っても、その時に体力が落ちていたら投与する候補にも挙げられなくなる。

んー。
一瞬で色々と考えました、私(笑)。
目を瞑り……さながら、とんちを考える一休さんのように(笑)(笑)。

今すぐ結論を出さない方法も、ある。
でも、治療の再開or開始が また一週間延びてしまう。

んー。


すみません。
その3に続きますm(_ _)m

今日も私は仕事へ~。
電動車いすで、行ってきます!

皆さんもお身体大切にお過ごしくださいませ。

いつも読んでいただき、ありがとうございます。