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乳がん多発骨転移・多発肝転移ステージ4です!のぴりぃのボチボチ日記

S43年生。H24年右乳房温存手術、翌年多発骨転移、H28年多発肝転移。治療のことや日常をつづります。前を向いて。

平和を祈る日

2015-08-15 11:07:45 | 日記
日中は まだまだ猛暑ですが、朝の空気は少し涼しくなってきたような気がします。

気づけば、今日は8月15日。
今年は70回目の終戦の日です。

私自身は、俗に言う“戦争を知らない世代”です。
S43年生まれ。
私が幼い頃に「戦争を知らない子どもたち」(だったと思う。違うかな!?)というフォークソングが流行ったりしました。

私は戦争を体験していない、平和な世の中を生きていられる幸せな世代。
ですが、私の母や曾祖母は、戦争で悲しく苦しい体験をし、それをずっと引きずってツラい人生を送りました。
私は幼い頃から曾祖母や母から戦争にまつわる悲惨な体験を伝え聞いてきました。

だからかな?
戦争反対!の思いが小学生の頃から強くて。
大人になり、親となり、沖縄に行くようになってからは、さらに その思いを強く抱くようになりました。

なので毎年、6月中旬から8月にかけて、我が家は“戦争反対”と“平和の大切さ”について、親子で色々と話したりしています。

今、いくつかの法案を改正しようとしている政府に、大学生や高校生が「戦争反対!」との声をあげているとニュースで見ました。
さらに、「戦争反対!」と訴える若者に対して、「彼らは利己的だ」と批判する自民党議員がいるとも。

様々な意見が あって良いと思うし、色々な考えや主張をお互いに聴いたり伝えたりしたほうが良いと思います。

ただ、今だからこそ、若者たちに実際に戦時中や終戦直後の大変悲惨な時代を生きぬいた方々の体験談を聴くなどして、今の平和についてシッカリ考えて欲しい。
自分で考えて欲しい。

首相が『70年談話』の中で語った、「謙虚な気持ちで過去を受け継ぎ、未来へ引き渡していかねばならない」という言葉。
首相や政府は、その言葉に真摯に向き合い、有言実行しようとしているのかしら?

安保関連法案について国民から発せられている多くの「反対!」「もっと時間をかけて議論して結論を出して欲しい」などの意見を無視しているかのような今の政府や自民党に“謙虚”って言葉の意味が分かる人は いないのかしら?

大学生と中学生の子どもと色々と話し、我が家では「世界中の人が相手を思いやる気持ちを持てれば、戦争は起きないはずなのにね」「優しさって、想像力とか共感できるチカラが必要なのかもね」などと意見が飛び交い。
そして結論は「やっぱり平和が一番大切だよね」で一致でした。

戦争が無い平和な日々が続きますように。
身近なところでは、いじめが無い平和な日々を、虐待が無い世の中を、願います。

世界に目をやれば、現在も紛争やテロなどで尊い命が犠牲になっていて…。
世界中、どこでも、争いによる貧困や飢餓等、一番の被害者は子どもたち。

世界中の未来ある子どもたちが皆、笑顔で幸せに暮らせる日が来ますように。
平和を祈りながら、自分に出来ることは何なのか?を私なりに今日も明日も考えていきたい のぴりぃです。

今日も読んでいただき、ありがとうございます。