乳がん多発骨転移・多発肝転移ステージ4です!のぴりぃのボチボチ日記

S43年生。H24年右乳房温存手術、翌年多発骨転移、H28年多発肝転移。治療のことや日常をつづります。前を向いて。

鎮痛補助薬などについて

2015-06-15 18:51:25 | 日記
私にとっては相性が合わなかったのかなぁ?と残念だった、先日までの鎮痛補助薬。

それまでオピオイドやNSAIDsを服用していても痛くて痛くて生活に支障をきたした、原因不明で長期化した右上腕の痛み。

その痛みは神経障害性疼痛の一種じゃないかと診立てて頂き、鎮痛補助薬としてリボトリールが処方されたのでした。

緩和医療において、リボトリールは上手く効けば、痛みだけでなく睡眠不足なども改善してくれる良い薬なのだと思います。

リボトリールなどの抗てんかん薬の他にも、抗うつ剤なども鎮痛補助薬として効果を発揮し、痛みや痺れなどの不快で困り果てる症状を軽減し、元気になれたり、患者さんのQOLを改善するのに役立つようです。

大津秀一先生の緩和医療の本を熟読(!?)し、理論的には納得してリボトリールをのんだつもりの私でした。

リボトリールは一週間くらいは継続しないと効果が出ないので、とにかく続けて服用するよう頑張りました。

が。
私には合わなかったのか…。

痛みが軽減するより前に、強すぎる眠気で生活に支障が出て。
それでも「飲み続けなきゃ!」と頑張って飲みましたが、眠気とフラつきが強く、毎日が倒れそうな危なくツラい日々に。
QOLが だだ下がりで、右上腕の痛みは改善しないし、本末転倒な状態になってしまいました。

色々と考えてリボトリールを処方してくれた緩和ケア外来の先生に「申し訳ありません」と告げて、私は3週間で鎮痛補助薬としてのリボトリールを中止したのでした。

薬の効き方や副作用の出方には、かなり個人差があると思います。

私は、がんになる前から、あらゆる鎮痛剤が効きにくい身体でした。
そして風邪薬や咳止めなど色々と飲んできましたが、副作用は、あまり出ていなかったと思います。
敢えて言うなら、痛み止めでロキソニンを飲んで胃痛がしたり吐き気がしたりしたくらいかなぁ。
その時も肝心の痛みには効果無しだった記憶が(笑)。

今回、私には合わなかったけれど、リボトリールは役に立つ良い薬だと思います。
リボトリールを処方してくれた緩和ケア外来の先生を信用もしています。

私は今後も必要があれば何かしらの鎮痛補助薬を緩和ケアの先生と相談しながら服用すると思います。

どうか私のブログを見て、リボトリールという薬や鎮痛補助薬について、マイナスのイメージを抱いてしまわないようにお願いします。

がん疼痛に苦しむ方々にとって恩恵を受けられる薬の種類の幅を、それぞれの方がご自分の持つ先入観で狭めて欲しくないのです。

自分のブログを読み返してみて、ちょっと気になったので、この記事を書きました。
自分の発言を言いっぱなしにできないのは、私の職業病かもしれません(苦笑)。

皆さん、それぞれに、最善の治療が受けられますように。
そして、悔いなく毎日を暮らして欲しいと思っています。
皆さんが前向きに笑顔でいられますようにと祈っている、のぴりぃです。
(注:しつこいようですが、私は特に信仰している宗教などはありません…。)

私が笑顔でいられるエネルギー源の一つは、このブログで皆さんと繋がっていること。
共感や励まし・応援を、ありがとうございます。

拙いブログですが、ぼちぼち続けていきたいと企んでいます。
もし、よろしければ、これからもお付き合いくださいませ。

今回も読んでいただき、ありがとうございます。