顔たち、ところどころ

VISAGES VILLAGES　2017年　＜ドキュメンタリー＞

監督、脚本、出演　アニエス・ヴァルダ　ＪＲ

アニエス・ヴァルダが素敵だった。フランスの風景も心ほがらかになる。この世には本当にいろいろな人がいて面白い。

シェルタリング・スカイ

THE SHELTERING SKY　1990年

監督、脚本　ベルナルド・ベルトルッチ
原作、脚本、出演　ポール・ボウルズ
脚本　マーク・ペプロー
出演　デブラ・ウィンガー　ジョン・マルコヴィッチ　キャンベル・スコット
　　　ジル・ベネット　ティモシー・スポール　エリック・ヴュ・アン　ニコレッタ・ブラスキ　ほか

緩慢な展開に退屈した。後半面白くなったが再びだらだらとなる。ヒロインにとっての愛ってなんなんだろうという感じかなかなあ。

ドリーマーズ

THE DREAMERS　2003年

監督　ベルナルド・ベルトルッチ
原作、脚本　ギルバート・・アデア
出演　マイケル・ピット　エヴァ・グリーン　ルイ・ガレル　ジャン＝ピエール・カルフォン　ジャン＝ピエール・レオ　ほか

あまり面白くなかった。古い映画の断片がいくつも出てくるがクイズの問題にしかなっていないんじゃダメじゃん。いまいち。

シャンドライの恋

L'assedio　1998年

監督、脚本　ベルナルド・ベルトルッチ
原作　ジェームズ・ラスダン
脚本　クレア・ペプロー
出演　タンディ・ニュートン　デヴィッド・シューリス　クラウディオ・サンタマリア　シリル・ヌイ　ほか

久しぶりに映像に力のある映画を見た。ただディティールの表現に問題ありかな。それでもなかなかよかった。

浮き雲

KAUAS PILVET KARKAAVAT　1996年　フィンランド

監督　アキ・カウリスマキ
出演　カティ・オウティネン　カリ・ヴァーナネン　エリナ・サロ　サカリ・クオスマネン　ほか

感想　この映画を何度見たことか。時々無性に見たくなる。今回も面白かった。カウリスマキの映画はどれも好きだ。本作は特に好きだ。物語も人物も映像もその色合いもみんないいと思う。ムード歌謡みたいな音楽までいいような気がしてくる。しかしこの映画、レンタルしないと見れないのだ。廉価版の販売を切望する。

ロスト・イン・トランスレーション

Lost In Translation　2003年　アメリカ、日本

監督　ソフィア・コッポラ
出演　ビル・マーレイ　スカーレット・ヨハンソン　ジョバンニ・リビシ　アンナ・ファリス　ほか

感想　思っていたほど素晴らしくはなかった。公開当時渋谷までこの映画を見に行ったのが懐かしい。もう23年も前のことだ。物語は淡々と過ぎてゆく。分かりあえる誰かとのトーキョーの休日。すぐ隣にある非日常が面白かったのか、否それだけではない。この映画の空気感がよかったのだと思う。主演の二人がとてもいい。

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち

GOOD WILL HUNTING　1997年　アメリカ

監督　ガス・ヴァン・サント
出演　マット・デイモン　ロビン・ウィリアムズ　ベン・アフレック　ステラン・スカルスガルド　ほか

感想　この映画はやはり好きだ。いろいろと気付かせてくれる。そして今回もまた泣いてしまった。主人公は20才で自分は40代で、感情移入するには歳を取りすぎたのだけれども、自分はまだまだ人間として未熟なため主人公の心理を自分のものにして見てしまった。そして涙するのだった。40代のおじさんがね。

ヒッチコック

HITCHCOCK　2012年

監督　サーシャ・ガヴァシ
原作　スティーヴン・レベロ
脚本　ジョン・マクラフリン
出演　アンソニー・ホプキンス　ヘレン・ミレン　スカーレット・ヨハンソン　ダニー・ヒューストン
　　　トニ・コレット　ジェシカ・ビール　マイケル・スタールバーグ　ジェームズ・ダーシー　ラルフ・マッチオ　ほか

この映画自体をヒッチコックが撮った映画のように作ってほしかった。主演の二人は存在感があって当たり前。作品の印象が薄い。

珈琲時光

珈琲時光　2003年

監督、脚本　侯孝賢
脚本　朱天文
出演　一青窈　浅野忠信　萩原聖人　余貴美子　小林稔侍　ほか

ストーリー展開に乏しいのでこれで終わり？という感じになった。気合いを入れて見る必要がないのはよかった。