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itoyoshi style

very goodな毎日!?

「噂のモーガン夫妻」

2010-03-21 | cinema&tv
サラ・ジェシカ・パーカーがNYの不動産屋というだけで観たくなる「噂のモーガン夫妻」。いや、でも本当に大事なのはヒュー様(ヒュ-・グラント)の方。証人保護プログラムでNYをすぐに離れてしまうので、ニューヨークムービーでなく軽いドタバタラブコメ。
ラブコメの初代女王・メグライアンが年齢的に退き、次の女王・キャメロン・ディアスは違う路線の映画をセレクトする中、ラブコメ王こと、キング・ヒュー様だけは不動の地位にいる。
どの映画でもリッチでモてるけど女性にだらしのないイギリス男なのだけど、これが私は大好き。
タレ目で情けないセリフなんか言われた日にゃ、キタキタって感じ。

もしかしたら相手はサラ・ジェシカ・パーカーじゃなくてもいいのかも。でもヒュー様は絶対にはずせないのだなぁ~


「新しい人生のはじめかた」

2010-03-13 | cinema&tv
40代独身女性と50代後半(たぶん)男性が主人公なせいか「新しい人生のはじめかた」は、客層の年齢が高めでした。
ふとした瞬間にぽつんとなってしまう孤独を、いままでの人生経験で抱きしめてまぎらわせて終わらせてしまう男女。誰かになんとかしてもらおうという程の若さもなく、でもまだ夢や希望は捨てないでいたい思いはある。ゆうらゆうらと揺れる中で出会い恋するのだけど、希望を持って裏切られるのがコワイから進まないと言う。
曇り空のロンドンの街並の中で、スペシャルでドキドキする恋愛ではないけれど、ゆっくりじんわりとくる感じ。
派手さがないぶん、主演のふたりの小さな表情がいとおしい映画です。このじんわりがわかる大人にオススメです。


「インビクタス -負けざる者たち-」

2010-03-12 | cinema&tv
ito夫が仕事の出先から戻るから映画でもというので昨晩は「インビクタス」を観ました。時間があわず「しあわせの隠れ場所」は諦め、「ハート・ロッカー」は緊迫感に耐えられそうになく私がパス。

クリント・イーストウッド監督の作品でいつも思うのは、過剰な演出がないということ。1995年のネルソン・マンデラとラグビーワールドカップの実話が元なのでラグビーシーンがあるけど、よくあるスポーツもののこれでもかな演出もない。それよりもヒューマンなところに焦点がキチンとあたっている。説教くささや押しつけがなく、観ている側がどう感じ、どう受け取るかに余白を残しているあたりは、お見事。観る前はラグビー映画か偉人映画と思っていたけど、どちらでもなかった。
人が自分の持っている力以上を発揮するにはどうあるべきか。そして、本当にそれは成し得るのか。観た後、てんこもりでココロにいろんな思いが残る。近頃、自分の力はここまでと決めちゃったり、周りの環境が世の中がなんて他のせいにしたりしていることを、少し恥ずかしく思っちゃったな。


「バレンタイン・デー」

2010-03-07 | cinema&tv
すごい豪華キャストで必ず女の子ウケしそうな「バレンタインデー」。バレンタイン・デー後のレディースデーでは混んでて観ることができなかった程の人気でした。

内容は期待通りのスイート&キュート。主役級がわんさか出演する中、アシュトン・カッチャーとジェニファー・ガーナーが実は中心というのがビミョーな気もしなくはなかったけど、必ずお気に入りのエピソードや登場人物が見つかる作りはニクい。私はテイラー・スウィフトの浮かれた女子高生にウケまくり。写真のビジュアルにいないキャストもまだまだ豪華でシャーリー・マクレーン&ヘクター・エリゾンドの50年連れ添った老夫婦やチビっこの可愛い恋、グレイズ・アナトミーのマークことエリック・デーンがアメフト選手で出てきたりと本当にゴージャスすぎ。
これはアメリカのベタでロマンチックなバレンタインデーを描いているので、彼氏と見るよりも女子だけで観た方がいいかもしれません。


「恋するベーカリー」

2010-03-07 | cinema&tv
恋するベーカリー」って、うまい邦題。
離婚して10年、子供が手を離れベーカリー経営者として成功し、理想のキッチンを手にいれるべく自宅の増築にかかる50代後半の主人公をメリル・ストリープが好演。メリル・ストリープは正直、あまり好きじゃない。ルックスと演技がうますぎるところあたりがどうもイヤなのかな。それとも最初に観たクレーマー・クレーマーのイメージが強すぎるのかも!?
相手がアレックス・ボールドウィンにスティーブ・マーティンと見事なオッサン&オバサンの映画なのだけど、この三人がとにかくチャーミング。中年で太っててもそれが魅力的。ケラケラ笑って、大人げないこともしちゃう可愛さもあってイイ。
「恋するベーカリー」って題名は内容にピッタリ。でも実はもっと料理やパンが見れると期待しちゃったかも。原題は、It's Complicated。大人はそうそう単純には行かない、複雑なのよ~って感じです。


「ラブリー・ボーン」

2010-02-18 | cinema&tv
14歳で不条理に殺された少女が主人公なだけに、決して楽しくはないけど、どこかにあるかすかな希望の光を感じるのが映画「ラブリー・ボーン」。
主人公の透明感がとにかく際立っていて、彼女の目が青くて澄んでいればいるほど、痛ましい事件と彼女の死が重くのしかかる。
たまに、亡くなってしまったあの人が“そこにいる”感じがしたり“知らせてくれた”ような気がしたりすること。亡くなったらどんな世界があるのだろうということ、子供や会いたいと思う人には亡き人の姿が見える、などがよく描かれていて「こういうことなのかもしれないね」と思う。
途中心臓がギュッとしめつけられたりする感覚がありサスペンス要素もあるので、集中して見入ってしまいました、とさ。


「カールじいさんの空飛ぶ家」

2010-02-04 | cinema&tv
やーーっと観ました。「カールじいさんの空飛ぶ家」。
もう、こりゃ、名作っ!
PIXAR作品の中で、ピカイチ。
最初の方でなんだか不覚にもほろほろきちゃったし、本当にイイ。最後もじんと来ちゃった。
風船がふわぁ~となるところなんて誰でもうわぁって思うんじゃないだろか。

3Dじゃなかったけど、たとえ3Dじゃなくてもイイ映画です。
3Dじゃないとたぶん良くない例の大ヒット映画とは全然違う!
笑いも涙もハラハラもドキドキモほんわりもじんわりも
いろいろあって本当に楽しめちゃう。
観る人によって受け取るメッセージもちょっと変わったりするかも。

私は字幕版で観たのだけど、おじいさんと子供のやり取りが面白い。
大抵、日本語だとおじいさんは「ワシは○○○じゃが」だし
子供は「僕は○○○したんだよぉ」と話すんだけど
タメ口な英語でも、それぞれ話し方にちゃんと特徴があったり。

「カールじいさんの空飛ぶ家」はジブリの作品みたいな名前で
わかりやすいタイトルだけど、原題の「UP」というのが凄くイイ。
空に家があがるだけじゃない、
いろんな意味を含むUPなんだなって思いました、とさ。

UP UP


グラミー賞

2010-02-02 | cinema&tv
昨日放送の2010 Grammyをやっと見ました。
フーンそれなんだという受賞者だった気がしつつも、パフォーマンスがどれも凄かったら、まぁいっか。

ところで可愛い可愛い20歳のテイラー・スイフトですが、彼女に関してはプロモーションビデオでも楽曲でもずっと“カントリー”というジャンルに頭をひねっていたのだけど、グラミーのパフォーマンスはカントリーっぽかった(←誉めてない)。


個人的にはやはりBEPとガガ様がスキ。エルトン・ジョンの汚れた格好もステキだし、ガガ様はパフォーマンス以外でも服装がヘンで目が釘付け。


そして、PINK!
まだガガごときには負けないワヨな迫力が凄くコワかったです。


「かいじゅうたちのいるところ」

2010-01-27 | cinema&tv
年末からずっと、カールじいさんを見逃し、今日も時間に間に合わず、逃してしまった。そこで、代わりに「かいじゅうたちのいるところ」を♪

かんわいい映画でした!主人公のマックス君といい、かいじゅうたちといい、カワイイ。でもちょっとどこかちと切ない。
いつまでも無邪気で世界の中心が自分という子供時代。たまに自分の感情がコントロールできずにかいじゅうになってしまう子供時代。秘密基地が大好き、走るのが大好き、大声出すのが大好き。そんなチビ時代を思い出す。そして、それは永遠に続かないんだなぁ~。だからちと切ない。

かいじゅうたちは着ぐるみなのだそうだけど、表情が豊かで共感できたり、あぁこういう人いるいるなんて思えたり。子供も楽しいのかもしれないけど、大人が観て楽しい映画かもです。


「アバター」

2010-01-08 | cinema&tv
今年初めて観た映画は話題の「アバター」。もちろん3Dで観ました。

「とにかく映像がスゴイ。3Dで観るべし」
よくもわるくも他に感想がない。

2Dで観たらあまりおもしろくなさそうかな。あはは。
とにかく映像はお見事なのだけど、あまり誉めてないのは以前同じ監督の「タイタニック」を観た時と同じ。
周りから「あれで感動しなかったアンタはおかしい!」と叱られたのだけど、「映像がスゴイ。大きい画面で見るべし」しか感想がなかった。

私の好みじゃないんだろうね。一大スペクタル&笑いなし、というのが。
それと青いアバターさんたちのルックスが。