こんにちは、横浜の水槽レンタルのスペースデザインです。今日はマガキガイについて説明しましょう。
西太平洋の熱帯・亜熱帯海域に分布する貝で水槽の底砂につく苔にはマガキガイが一番といっていいほどの働き者です。日本では房総半島以南で見られます。殆どの貝には目はないのですがこのマガキガイには立派な眼があります。眼のついている眼柄は長く、左目は正面から突き出し、右目は横から出てきます。
なぜ眼が発達したのか。
それは貝には珍しくよく動く貝だからです。またこの貝はゾウの鼻のように長くて自由自在に動く口も持っています。この眼と口をフルに使い苔などを食べてくれます。苔を食べるために、敵味方の関係なく、長い口で岩を探ったりなめたりしながら歩み続けるのです。砂の上を這いまわったり、岩を登ったり、とても活発なのですが、たまにゴトッという音と共に、よくころげ落ちます。ひっくり返っても一瞬で見事に起きあがります。
また身を隠す時には三角形に尖った貝殻の蓋を振り回す行動も見れます。この行動がチャンバラのように見えるため、高知県ではチャンバラガイと言われています。マガキガイは底砂の掃除だけではなく見ていても楽しませてくれる貝です。ただ水槽に入れる数は考えて入れてあげてください。貝も生き物なので当然餌が少なくなれば餓死してしまいます。水槽の底砂を綺麗にしてくれるからと言ってむやみにたくさん入れないであげてください。
私が住んでる家では1メートル20センチ水槽の時は2匹で十分でした。今の1メートル50センチ水槽では最初4匹買ってきて1匹は死んでしまいました。なので3匹で十分です。たかが貝ですが見てるとホントに面白い貝です。もし家でマガキガイを入れていたら一度見てみてください。
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