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プリウスと風景

私にとっての「銀河鉄道」プリウスで旅へ、そして自由な思考表明をと考えています

ホンダとニッサンの経営統合について

2024年12月19日 | 4  車とエッセイ(燃費・車種・小物・他)
 あれよあれよと思ううちに話が進んでいるようだ。
日産は資本構成も幹部役員内訳も外資、外国人が6割を超えているとか。
そんなダメ外国企業に日本として援助の手を差し伸べる必要があるのか疑問に思うところもある。

しかし、台湾ホンファイが狙っているとか。
この点から見方が変わってくる。
ホンファイが果たして西欧的民主制の維持貫徹を貫きたいのか不明確だ
フカダモエ的陰謀論的思考に組するわけではないがどうも中国共産党との距離感が不明なのだ。
企業の維持・温存を第一にかけ二股狙いしている気配も感じる。

そのしたたかさにお人よし日本は太刀打ちできないのではないか。かっての美名「日中友好」運動同様の危うさも思い起こすべきだろう。
ホンファイもシャープや日産を買いたたける余裕があるなら対中国で台湾防衛のため天文学的予算規模でドローンその他の防衛装備充実に注力すべきだがそうは見えない。
あちこちの外国にその支援で作ったホンファイ工場がある日、中国の国有企業向上に豹変する危険性も少なくない。
ホンファイ翼賛もほどほどにと言いたい。

一方ホンダに対してはかねてからの完全EV化を目指す姿勢は危ういとか、日産を取り込むメリットはあるのかといった批判もある。
しかし、最近、様相が変わってきている。
理由は二つ。ホンダのハイブリットシステムでかなりでいいものができたこと(トヨタを凌駕するとか)と全個体リチイオン電池の量産化がトヨタより早まるかもしれない点だ。
 完全EV化の前にハイブリッド自動車の増産・拡大の期間を少なからず設けることはもはや自明だろう。そしてそのあとのEV化にも自信を持てるのかもしれない。
ならば問題児ニッサンを傘下に置き生産工場の拡大化に使う準備に用立てするのも悪くはない。

ただし、日産の悪風に汚染されないようその影響力を可及的速やかに縮小化すべきに思う。もちろんブランドその他いいところどりは行うとして。
 

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