下鴨神社には行ったことがあるが上賀茂には行ったことがなく気になっていた。
寂聴さんもむしろこちらの方を良く言っていたし。
やっと行く機会が到来。
が、全国的に悪天候。名古屋には23センチも降雪とか(2014.12.18)。
ただ、紅葉も終わっている今、むしろ雪は風情を醸し出す。前、修学院離宮の時もきれいだった。
さすがに人は少ない。
全体の配置図はと。
おなじみのと . . . 本文を読む
阿川佐和子さんが言っていた。
京都特集を組むと雑誌は必ず売れるそうだと。
いかに京都ファンが多いかわかる。
この本の著者もその一人(永江 朗さん 2011年京阪神エルマガジン社)。
元は北海道の人だけど東京でフリーのライターをし、著作当時は大学の教員をしている。
夫婦で御所南の町屋を購入してリフォームして別荘として生活するまでを語っている。
八ヶ岳の山荘に移るまでを本にする人も少なから . . . 本文を読む
浄瑠璃寺については和辻哲郎と堀辰雄が書いているけど
より渋いお人も書いていた。
会津八一だ。
小川和佑さんの著で知った(旺文社文庫1984年)。
ただ書いているだけでなく、書いている内容に特異性があるのでとても興
味深い。
堀辰雄が行って書にしたのは昭和18年
会津八一が行って書にしたのは昭和14年
小川氏は次のように引用する。
二十日,奈良より歩して山城国浄瑠璃 . . . 本文を読む
浄瑠璃寺の春は次の文章で始まる。
この春、僕はまえから一種の憧れをもっていた馬酔木(あしび)の花を大和路(やまとじ)
のいたるところで見ることができた。
続く「そのなかでも一番印象深かったのは~」で始まるセンテンスがすごい。
何しろ一文が小さな活字で5行も続くのだ。とても文学士が書くものには思えない。
で、紹介・解説する本はそこを飛ばして次を引用する。
最初、僕たちはそのな . . . 本文を読む
「美しい村」や「風立ちぬ」で有名なので「浄瑠璃寺の春」などすぐ見つかると思ったけ
ど、なかなか見つからなかった。
堀辰雄の本自体が神田の古書街でも「全集ならあるけど、単行本では」、と言われる始
末。
予想外の人気低落のようだ。
確かに、高学歴、肺病、サナトリウム、軽井沢好み,あの風貌では今の感覚に合わな
いのかも。
親しかったはずの中村真一郎氏もずいぶん辛らつかつ的確に書いている . . . 本文を読む
和辻哲郎の「古寺巡礼」(岩波文庫)は定番であり、文庫本数が少ないお店でも置か
れているところが多いようだ。
浄瑠璃寺への道という章があるので購入。
1979年の版だけど購入したものは2010年印刷で、第57刷!
安定した需要がある模様。
この書は「大正7年の5月、2,3の友人とともに奈良付近の古寺を見物したときの印象
記」と、著者は記す。
巻頭の「改版序」によると、 . . . 本文を読む
2年前の龍馬伝(坂本竜馬)ブームはすごかった。
土佐、長崎 江戸その他少しでも縁のあるところは黒山の人だかりだっ
た。
名所だけでなく、あるべき行動の理想と見る人も多く、橋下市長もかなり
影響を受けているご様子だ。
清盛ゆかりの地として、また京都がクローズアップされることになった。
都だったのだから当然だろうけど。
毎回大河ドラマの最後に出てくるスポットも興味深い。
昨晩1・29は . . . 本文を読む
前に「パリに横たわる差別」と、岸恵子さんのお話をお伝えした。
”夫に「見てしまった人は、見なかった前に戻ることはできない」とも言われたそうだ。
ぞっとするものがある。”と書いた。
今日、京都に住むんだったらどこがいい、と、のうてんきにネットを閲覧していたらいつ
の間にか2チャンネルに移行し、驚くような記事の羅列に遭遇。
学区に注意して選ばなくては、と執拗にまで書く人のなんと多いことか。
. . . 本文を読む
さきょうさんじょうにぼうみやあとていえん
舌を噛みそうな名前だ。
住居表示+離宮あるいは皇族等の邸宅があったと考えられる場所のお庭
と考えればどうということのない名前だ。
昭和50年の調査で発見されたのだから新しい。
しかし、古代の庭園ということで価値は極めて高く、発見後3年で国の特別史跡に指定されてい
る。
全国の研究者・学生が見に来るそうだ。
行ったら(2011年3 . . . 本文を読む
京都に比べると奈良はなんとなく、くすぶっている所と思われている。
けれど、新しい発見が多いし、復元もあるし 新鮮に感じることが多い。
この東院庭園だって発見は昭和42年、復元が平成10年だから文字通り古くて新しい。
古い庭で感じるのが、取り囲む築地塀だ。
昔の人にとって建物に不可欠なものなのかも。
枕の草子その他にもよく出てくるし。
. . . 本文を読む