昨日の夜はゲーム『LIGHTNING RETURNS FINAL FANTASY XIII』をクリアしてラストムービーで感無量になった後、映画『ヤンヤン 夏の想い出』のDVDを観ていました。
ヤンヤンは両親と姉と祖母と暮らしている台北の少年。
父親は友人と会社の経営をしている。急激な業績の悪化のテコ入れ策として日本のゲーム製作者のカリスマとの契約を考えている。
厳しい祖母は道で倒れて昏睡状態となってしまった。
母親は祖母の看病に疲れてしまい精神が不安定。
姉は隣で暮らしている友人の恋に振り回されている。
ヤンヤンは同級生の少女達から揶揄われているのだが……。
監督は、楊徳昌。
出演者は、呉念真、金燕玲、張洋洋、李凱莉、唐如yun、イッセー尾形、柯素雲、林孟瑾、xiao淑慎、柯宇綸、戴立忍、など。
台北の一家の日常を描いたお話です。
群像劇なのです。
大きく分けると、父親、姉、ヤンヤンの3つのお話。
ヤンヤンの一家は各人が何が起こっているか正確には分かっていないまま淡々とお話が進んでいきます。
怒っているのか悲しんでいるのか楽しんでいるのか喜んでいるのかよく分からない観る人によって解釈が違うような表情が多いですね。
胸に迫るようなお話だったりユーモラスなお話だったり達観したかのようなお話だったりと様々なお話が入り混じっています。
面白かったですよ。
楽しめました。