春来ぬと人は言へども鶯の鳴かぬかぎりはあらじとぞ思ふ

　本日２月２９日は、スウェーデン女王ウルリカ・エレオノーラが王権を著しく制限した憲法の制定に反対して自ら退位した日で、辰野金吾設計による日本銀行本店が竣工した日で、日中問題の調査の為に国際連盟のリットン調査団が来日した日で、二・二六事件の反乱部隊に原隊復帰勧告が出されて反乱部隊が５時間で帰順した日で、フィンランドがソビエト連邦との和平交渉を再開した日で、アメリカの女優ハティ・マクダニエルがアフリカ系アメリカ人で初めてアカデミー賞（助演女優賞）を受賞した日で、高級劇場閉鎖令と個人演奏会禁止令が発布された日で、沖縄の琉球列島米国民政府が琉球政府の設立を公布した日で、宇宙開発事業団が日本初の実用衛星・電離層観測衛星「うめ」を打上げた日で、ハイチで反乱激化によりジャン＝ベルトラン・アリスティド大統領が国外へ脱出した日です。

　本日の倉敷は晴れたり曇ったりしていましたよ。
　最高気温は九度。最低気温は五度でありました。
　明日も予報では倉敷は晴れたり曇ったりするとなっております。


　今日で如月も終わり。
　明日から弥生ですね。
　今年ももう１／６が過ぎてしまいましたよ。

　冬将軍様の天下もそろそろ終わり。
　倉敷川沿いに植えられている河津桜はお花を咲かせています。もうすぐ満開ですね。
　春は秘かに忍び寄って近づいてきていますよ。
　春がやってきそうなので、私、そろそろ浮かれちゃおうかな浮かれポンチになっちゃおうかな、と思っているところでございます。
　ちなみに個人的な春はやってくる気配は全くありません。私の春は何処で迷子になっているのでしょうか？
　早く来てほしい、と思っているところなのでございます。

３月の倉敷美観地区周辺のイベントの情報。

　今回の記事は、３月の倉敷美観地区周辺のイベントの情報を（私が知り得た限りではありますが）御紹介いたしませう、という趣向でございます。






　まずは大原美術館の情報。
　３月は２日と９日と１６日と２３日が休館日です。
　開館時間は９時から１７時。
　倉敷にお立ち寄りの際は、是非是非、大原美術館の名画を御覧になってみて下さい。



　倉敷美観地区を川舟で観覧する「くらしき川舟流し」は、３月から１１月までは祝日を除く第２月曜日が休日となっております。
　出発時刻は、午前９時３０分が始発で最終便は１７時。３０分おきに出発します。
　料金は、大人５００円。５歳から小学生以下は２５０円。５歳未満は無料です。チケットは倉敷館観光案内所でお買い求め下さい。




　倉敷市内の商店街・ギャラリー・旅館・ホテルなどでお雛様を飾って披露する『倉敷雛めぐり』は始まっています。
　伝統雛や珍しいお雛様を見ることができます。
　３月６日まで。
　詳細は倉敷雛めぐりのホームページをご覧ください。
　風情のある町並みを眺めながらお雛様めぐりをしてみるのは如何ですか？　
　もしよろしかったら、是非是非倉敷にお越しになって下さいませ。




　あかりで倉敷美観地区一帯を彩るイベント『倉敷春宵あかり』も始まっています。
　期間中の毎週土曜日には「あかりイベント」が開催されます。
　３月１９日と２０日はスペシャルデーとなっております。
　詳しくは倉敷春宵あかりのホームページをご覧くださいませ。
　様々な優しく暖かい明かりが灯された夜の倉敷美観地区一帯をそぞろ歩くのは如何ですか？　
　楽しめると思いますよ。




　『第３０回倉敷音楽祭』は３月１２日から始まります。
　３月２１日まで。
　「地域間文化交流」をコンセプトに日本各地の特色ある芸能文化を紹介する倉敷音楽祭。
　今回は中国・四国地方の音楽の特集となります。
　詳しくは、第３０回倉敷音楽祭のＨＰをご覧ください。
　倉敷に春の訪れを告げる倉敷音楽祭。
　楽しめると思いますので是非是非倉敷美観地区にお越しになって下さいませ。







　毎月第３日曜日恒例の「くらしき朝市三斎市」。
　今月は３月２０日に開催です。
　倉敷近郊と高梁川流域の鮮魚や農産品や工芸品や郷土加工品等を販売している朝市です。
　開催場所は倉敷駅前商店街とその周辺。
　開催時間は８時から１１時です。



　毎週土曜日に阿知町東部商店街北側の広場で『倉敷路地市庭』をしています。
　岡山県内の野菜や加工食品などがならんでいるそうです。
　時間は、９時から１５時まで。



　有鄰庵では毎週水曜日には無農薬野菜や新鮮野菜や手作りケーキや木工品やお弁当などを販売する「水曜市庭」を開いているそうです。
　時間は８時から１２時４５分です。
　興味のあるお方は是非是非行ってみて下さいませ。









　以上が今現在で私が知っている倉敷美観地区周辺の３月のイベント情報です。
　他に何か分かったら、またお知らせいたします。

『百円の恋』

　昨日の夜は、映画『百円の恋』のＤＶＤを観ていました。

　主人公の斎藤一子は３２歳。
　働きに出ることはなく実家を手伝うこともなく引き籠り同然の生活を送っている。
　離婚して実家に戻ってきた妹と相性が悪く、喧嘩ばかりしている。

　妹との喧嘩がきっかけで売り言葉に買い言葉のような形で実家を出た一子は、百円ショップに勤めることになった。
　その百円ショップの店員や出入りするお客は怪しげな人ばかり。

　一子は、百円ショップに通う道の途中にあるボクシングジムで懸命にボクシングの練習をする男性に興味を持っていた。
　ある時、その男性が百円ショップに現れて大量のバナナを買う。
　のだけれども……。

　監督は、武正晴。
　出演者は、安藤サクラ、新井浩文、伊藤洋三郎、早織、稲川実代子、坂田聡、沖田裕樹、宇野祥平、吉村界人、松浦慎一郎、重松収、根岸季衣、白岩佐季子、和宇慶勇二、など。

　自分を負け犬だと思っている者（達）の物語です。


　人生の勝ち負けなんて人それぞれで考え方が違うのだからこだわる必要はないのだけれども、卑屈になったりする時や状況もあるわけです。
　自分を負け犬だと思っていて尚且つ負け犬だと人から扱われている一子は、明確な勝敗が存在するボクシングの世界に興味を持ちます。
　勝ち負けがはっきりと存在するのに勝ち負けを超えたものがある、らしい。それは何なのか？ 疑問に思ってボクシングの世界に入っていきます。

　きちんと負けることがなく宙ぶらりんのままでいた女性が、きちんと負けるお話。
　きちんと負けることで何かを手に入れることができる、かもしれない。というお話です。

　切なくて泥の中を這いずり回っているかのような辛くて痛い痛い物語。
　面白かったですよ。

相談する時には過去を、享楽する時には現在を、何かする時には未来を思うがよい。

　先週は諸々の事情があってお休みの日が取れなかったので先週のお休みの日の代休として本日は私はお仕事がお休みの日であります。
　今日は何をしようかな？ と考えているところであります。
　やるべきことは常にたくさんあるのだけれどもまあそれは置いといて、今日は何をしようかな？
　少し疲れ気味なのでお部屋の中でまったりしようか？ それとも遊びに出ようか？ それともやらなくてはならに用事を少しでも片付けようか？ 何をしようかな？
　じっくりと考えて決めやうと思っております。