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狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

Riding High

2015年02月19日 19時25分45秒 | 曲名がタイトルの日記



 本日2月19日は、長崎の大浦天主堂が完成した日で、フランクリン・ルーズベルト米大統領が敵性外国人の強制収容を可能とする大統領令9066号に署名した日で、カナダでナチス・ドイツの侵攻を想定した演習『もしもの日』が実施された日で、海兵隊を主力とするアメリカ軍が硫黄島に上陸した日で、日本サッカーリーグが発足した日で、日本のテロ組織で新左翼組織の連合赤軍が人質1名を取って浅間山荘に立てこもるあさま山荘事件が起こった日で、最高裁が連合赤軍幹部の永田洋子と坂口弘の上告を棄却したことで両被告の死刑が確定した日です。

 本日の倉敷は晴れていましたよ。
 最高気温は九度。最低気温は二度でありました。
 明日も予報では倉敷は晴れとなっております。


 昨日の夜は、映画『バウンド』のDVDを観た後にローズマリー・バトラーの曲『Riding High』を延々と繰り返し聴いていたのです。
 映画『汚れた英雄』の主題歌だそうで、歌詞が物凄く良いのです。
 映画『汚れた英雄』はまだ観ていません。私は「水曜どうでしょう」で知りました。カブで走っている時に峠でかかる曲です。

 『汚れた英雄』は観るべきかどうか私、迷っているのです。
 『蘇える金狼』とか『野獣死すべし』とかも観ていないのですが、観るべきか迷っています。
 大藪晴彦の小説も読んだことがないので読むべきなのか迷っています。
 面白いのかなぁ?? どうなのだろ??
 ハードボイルドで野心ギラギラのバイオレンスものらしいのだけれども……、このタイプの作品は傑作であっても個人的に合う合わないがあるからなぁ。
 どれか一つ試しに読むか観るかしようかな?
 どうしよう? と迷っているところなのでございます。

 『Riding High』が好きだから『汚れた英雄』を観てみようかな?
 もし合わなかったとしても主題歌を聴いていればよいし。
 そうしようかな??

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『バウンド』

2015年02月19日 12時27分47秒 | 映画・ドラマに関する日記




 昨日の夜は、映画『バウンド』のDVDを観ていました。

 レズビアンのコーキーは、仕事でアパートの一室を改装する作業をしている。
 ある日コーキーは、作業をしている部屋の隣で暮らしているマフィアの男・シーザーとその恋人のヴァイオレットと出逢う。
 ヴァイオレットはシーザーに内緒でコーキーに積極的に接近してくる。
 コーキーとヴァイオレットはお互いに魅かれあい恋仲になる。

 ヴァイオレットは、シーザーが預かっている200万ドルを持ち逃げしようとコーキーに持ちかける。
 最初は難色を示したコーキーだったが、シーザーの詳しい情報をヴァイオレットから聞いて妙案が浮かび計画を立てる。
 完璧と思えた作戦だったのだが、実行してみると……。


 監督は、アンディ・ウォシャウスキー&ラリー・ウォシャウスキーのウォシャウスキー兄弟。
 出演者は、ジェニファー・ティリー、ジーナ・ガーション、ジョー・パントリアーノ、ジョン・P・ライアン、クリストファー・メローニ、リチャード・C・サラフィアン、ピーター・スペロス、バリー・キヴェル、など。

 ウォシャウスキー兄弟のデビュー作だそうです。



 主人公達の行動が変わる最初のポイントまでは物凄く面白いってわけではないのです。
 技を使っているけれども緊迫感のあるシーンはあるのだけれども少し弱いです。
 でもヴァイオレットが200万ドルを持ち逃げしようとコーキーに持ちかけるあたりから物凄く面白いのです。
 スリリングな状況が連続してこれでもかと襲い掛かってきます。しかも同タイプの危機が連続するのではなく違うタイプの危機が連続するのです。
 さらに恋仲になったとはいえ知り合ってまだ日が浅くお互いの事をきちんと知っているわけではない主人公達のコンビなので、観ている側に「どちらかが裏切るかもしれない」と思わせる作りとなっています。
 主人公達はかなりきつい状況に追い込まれ、相手を裏切れば自分は(その場では)助かるかもしれないというシーンが出てきます。
 それに一番最初にある状況をポンと出して、観ている人に「どのようにしてそんな状況になるのか?」と終盤手前まで思わせて引っ張るやり方はお話に緊張感を与えていて効果的です。

 終盤で感心したのは主人公達がタフなこと。
 危機的状況に陥ってビビってはいるのです。恐怖を感じてはいるのです。普通なら心が折れて諦めてしまうような状態に陥ってしまうのです。命乞いをするか諦めて殺されるかという場面もあるのです。
 それでもマフィアの男に向かって駆け引きをし或いは交渉する。
 精神的に物凄いタフ。でもそうでないと生き残れない。

 映画としての技も使っているしお話も練り込まれています。
 伏線の使い方や省略の仕方が上手いと感じる場面が多いです。
 おそらく低予算の作品なのだろうけど、お話が練り込まれているので私は大変面白く感じました。
 楽しめましたよ。

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