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狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

Get on the right track you never look back do you?

2015年02月18日 20時04分29秒 | 休日の日記





 本日2月18日は、イタリアでメディチ家に対する陰謀が発覚してニッコロ・マキャヴェッリが連座して捕らえられた日で、元スコットランド女王メアリーがイングランド女王エリザベス1世の暗殺計画バビントン事件に加担したことにより処刑された日で、江藤新平ら反乱軍が佐賀城の佐賀県庁に籠もる佐賀県権令岩村高俊の部隊と戦闘して政府軍が敗走した日で、日本からの移民を制限する日米紳士協定が締結された日で、東北行政委員会が満洲の中国国民政府からの独立を宣言した日で、貴族院本会議で菊池武夫議員が美濃部達吉議員の天皇機関説を非難した日で、日大闘争で機動隊導入により日本大学の全学封鎖が解除された日で、リチャード・ニクソン米大統領が条約遵守・自主防衛努力の強化と援助・「核の傘」提供の「平和三原則」を強調する外交教書を発表した日で、ロナルド・レーガン米大統領が経済再建計画・レーガノミックスを発表した日です。

 本日の倉敷は晴れていましたよ。
 最高気温は十度。最低気温は四度でありました。
 明日は予報では倉敷は曇りとなっております。



 本日の私はお仕事がお休みの日でありました。
 まだ病院通いの身なのでお仕事がお休みの日ではあるのですが遊びに行かず部屋の中でぢっとしていました。
 お薬が効いていて随分と良くなったのですが再発の可能性があるのでまだお医者様から「遊んでもよい」という許可は得てません。
 友人や知人からは「まだ治らないのですか?」とか「つまんないつまんない」とか言われていますが、しかし、お医者様のおっしゃることを無視するわけにはまいりません。
 部屋の中で体育座りをしてぢっとしていました。
 そろそろお医者様には「全快どすえ」と言っていただきたい! と思いながらぢっとしていましたよ。
 お医者様からOKが出たら、私、遊ぶんだ! 夜遊びしちゃうぞ!
 それまでは我慢我慢であります。

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『アオイホノオ』第4巻/島本和彦

2015年02月18日 10時45分09秒 | 漫画・ゲームに関する日記


青春とはもともと暗く不器用なもので、明るくかっこよくスイスイしたものは商業主義が作り上げた虚像にすぎない。
星新一





「普通は準備しないで撮るんです。主人公のライダーのマスクができた時点で心が盛り上がっちゃって…。うかつに撮っちゃったりするもんなんですよ!」
「ソレだけで何を撮るん? 何を?」
「何も撮れません。自分の浮っついた心だけがフィルムに残ります!」
「うわ―」

「社長がバイトの面接を受けに行った様なものだ!!」
「ああっ なるほど! そら落ちるわ―!! 当たり前やん! アホやな その社長!!」

「俺の魂がやる気になるのを待つのだ!!」

「二回生のアニメーション すべての上を行くつもりだ!! ぶっ潰す!!」
「おうっ」「言い切った!」








 昨日の夜は、島本和彦の漫画『アオイホノオ』の第4巻を読んでいました。

 1980年代の初め。
 大阪の大作家芸術大学に通う焔燃(ホノオモユル)は自分の才能を無根拠に信じ込んでいて、近い将来、ひとかどの漫画家になってやると秘かに目論んでいた。しかし、大作家芸術大学には異様な才能を持つ生徒が多数いて……。

 島本和彦自身の自伝のような自伝でないようなお話です。

 今巻では、大作家芸術大学の学内のアニメーションコンペティションで同級生の庵野秀明の才能を見せつけられて叩きのめされた気分になったり、ライダーのマスクを作って常にかぶっている変人の友人が美人の彼女とお付き合いしていることにショックを受けたり、TV特撮については詳しかったが東宝特撮映画はノーマークでほとんど知らなかったために知人との常識のギャップに困惑したり、漫画の持ち込みの時には全く手応えが無かったけどそれでも期待していた「小学館まんがカレッジ」の月例新人賞にかすりもしなかったことに呆然としたり、またもやホノオモユルは七転八倒しています。
 学園ものというキーワードで光明を見出そうとしていますが、まだ漠然としていてホノオモユルは掴み切れていません。
 でも読んでいる側は島本和彦のデビュー作が『炎の転校生』であることを知っているので、「おぉ。あともう少し。あともう少しなんだよ! 学園ものに君の好きなものをくっつけるんだよ!」って気分になります。

 苦くてイタイイタイ青春のお話。
 面白かったですよ。
 続きがあるので読んでみることにいたします。

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