連休も今日が最終日ですね、夏も本番ですね~
ブログ友達のやっくるママさんのお勧めにより、「オーケストラ」を見てきました。
これは感激する映画です。
これはフランス映画ですが、
主人公たちはロシアの元ボリショイ楽団員たち、
全編を通してロシア語と
彼らが夢見るコンサートの会場となるのがフランスのパリ。だからフランス語
全編で26のクラッシクが流れる音楽映画です。
中でも大事なキーワードの曲が
ロシアの魂チャイコフスキー、のバイオリンコンチェルトです。
この映画最後のクライマックスで12分間の演奏がなされます。
みなしごの天才バイオリンソリストと、
偽ヴォリショイ楽団とのクライマックスシーンです。
もうこのかけあいは感動でとり肌がたち、涙がでそうでした。
タイトルがオーケストラで、フランス語のタイトルは”le Concert”
意味的に、
”楽団と演奏会”の違いがある。
なぜわたしがこれにこだわるか?
元楽団員達はパリ、コンサートにこだわるのです。
彼らは81年のブルジネフ政権のときに、迫害・追放されたユダヤ系の元楽団員です。
いまの楽団員より、ユダヤ追放により追放された自分たちのほうがいい音楽ができる
と自負し、
音楽こそ生きるすべて、体の一部分な彼らです。
コンサートをやることは、彼らのすべてのテーマなんです。
彼らの音楽に対する情熱生きがいの結晶ですね。
楽団ですと、このチャイコフスキーのバイオリンコンチェルトはあいません。
コンサートマスターなら、ソロの目立つバイオリンコンチェルトはえらばない。
オ―ケストラ妙味が発揮できる交響曲などをえらぶはずだからです。
バイオリンソリストでなければならないにワケは映画をごらんください。
これも素敵なお話があるんです。
そして、フランスはモダンでロシアはやぼったい!オフィスを比べるとわかります。
楽団員の着ているものでも、
レストランで主人公の天才指揮者がバイオリンソリストと食事をするシーンでもよくわかります。
これはパりに出発前の集合場所赤の広場、みっちゃんのロシア紀行でも出てきましたね~
映画では、飛行場迄のバスが来ない!
したたたかなマネジャーは来ないことをおり混み済みで時間をさば読んでいた!
<おぼえてますか?>
みっちゃんたちがモスクワについた時に、ツアーの、バスも案内人も30分以上遅れてきたことを。
(ツアー出迎えが来てないなんて始めて、おどろきでした。)
バスが来ただけまし!!
もうひとつ
ロシアのマフィアがやみで実権とお金を握っているのは公然の秘密です、
結婚披露パーティで、
エレキやドラムスの生演奏をするのも贅の象徴です。
このドラムスが我が家の会社のものでしたの~
しかもコピー商品、偽物、
ルーマニアには輸出してないのか聞きましたが、ちゃんとあるそうです。
この映画の監督はル-マニア人、ユダヤ系でフランスに亡命した経歴を持つラディユ・ミヘイレアニュです。
それゆえ、ロシア人の描き方、
フランス人の描き方、ユダヤ人、ジプシ-への描き方がとっても暖かい。
音楽は共通の国際語というありふれた言葉でしめくくりましょう
おすすめです~