昨日は広島原爆投下の日、「鎮魂の日」です。
選挙も近いせいか、長年の原爆認定訴訟が「全員救済」で終結することになりました。
原告が敗訴、政府は「敗訴した以上、国がお金を払う理由はない。」と,敗訴原告の救済に異論が強かったのです。
救済策の基金が民間の寄付だけに頼れず、税金から出資する可能性が高い。
首相の懸念は税金で救済することの正当性であったという。
与党プロジェクトチームの座長として原爆症認定基準に取り組んできた河村長官や枡添厚労大臣らは、
税金を直接敗訴原告にわたすわけでない基金方式で首相を説得した。
最後の最後、枡添さんが広島に乗り込んで直談判。
結局、いま原告と交渉が決裂するのは、政局にダメージということで首相が折れた、
しかし、確認の署名式でも首相の表情は硬く、会見の質疑でも紙を読み上げただけ。
原告は裁判の長期化に対する政府の謝罪を求めていた。
首相の口からは、ひとこともなく、
代わりに河村氏が
「被害者の方々の筆舌に尽くしがたい苦しみや手段訴訟にこめられた原告の皆さんの心情に思いをいたし、これを陳謝します」と談話を発表した。
私は細かいことや裁判の法的根拠などはわかりません。
しかしプロジェクトチームで問題を考えてきた政治家たちが何とかして救済しなくては、、と考えてきたアイディアですよね。
先に野中さんの本でよんだ、従軍慰安婦問題を基金方式で現実的な救済をしたのと、解決の仕方が似ているな~と思いました。
救済するのが国民のためになるのか、税金を投入するのが国民のためになるのか。
これは有権者である私たちが考えることとして,今度の選挙に意思表示ができます。
同じ日に麻生さんの発言。
マニフェストに核兵器廃絶の向けた具体的な記述がないことについて、
「核兵器のない世界の実現は、唯一被爆国である日本の悲願、核軍縮の努力をこれまでも強く求めてきた。あえてマニフェストにかかなければならないということではない」
日本が「核の傘」の元にある実態について
「核を持って攻撃しようとする国が隣にある。現実を踏まえなくてはいけない」
この論理には驚いた。
この論法では、日本も核武装することもありうるわけです。日本の非核3原則も、アメリカが破っていた。政府は証拠の書類まで抹殺して隠していた。これも現実を見なくてはいけないという論法で隠してきたのかなあ。
北朝鮮やパキスタンやいろいろな国が、国としての発言力を高める為に核を開発している中、核兵器廃止というのは現実的ではないでしょう。
非現実的な理想でも、わたしたちは、広島、長崎の原爆投下の悲惨さを語り継ぐ義務があるのですよね、
核兵器廃止の方向へ、
核兵器の軍縮のためには,アメリカの傘の下で言っていては,リーダーシップをとるどころか、どこの国も信用はしないですね。
原爆投下から64年!
もう占領されたアメリカへの遠慮は捨てて、日本独自の歩みをしてもいいのではないでしょうか!

昨日までに読み終えた本
「一度も植民地になったことのない日本」
普通の感覚の人が日本をどう見て感じてるか、彼女のフランスやオランダでの滞在生活の中からえがいています。
外国から見て、日本人として生まれたよさ日本のよさを自覚する。其の伝統を大事にしたいと思うようになるエッセイです。
[目次]
序章 ヨーロッパ人が見た日本人;第1章 日本流気配りはヨーロッパでは通じない;第2章 有名な日本語はKAMIKAZE;第3章 日本は「世界の孤児」として生きよう;第4章 ヨーロッパが敬意を払う日本;第5章 日本のサラリーマンも案外悪くない!?;第6章 ヨーロッパ流コミュニケーションは、したたか
第3章辺りは、アメリカの傘から離れて日本独自の歩みをしていいのではないの?といってる気がしました。
選挙も近いせいか、長年の原爆認定訴訟が「全員救済」で終結することになりました。
原告が敗訴、政府は「敗訴した以上、国がお金を払う理由はない。」と,敗訴原告の救済に異論が強かったのです。
救済策の基金が民間の寄付だけに頼れず、税金から出資する可能性が高い。
首相の懸念は税金で救済することの正当性であったという。
与党プロジェクトチームの座長として原爆症認定基準に取り組んできた河村長官や枡添厚労大臣らは、
税金を直接敗訴原告にわたすわけでない基金方式で首相を説得した。
最後の最後、枡添さんが広島に乗り込んで直談判。
結局、いま原告と交渉が決裂するのは、政局にダメージということで首相が折れた、
しかし、確認の署名式でも首相の表情は硬く、会見の質疑でも紙を読み上げただけ。
原告は裁判の長期化に対する政府の謝罪を求めていた。
首相の口からは、ひとこともなく、
代わりに河村氏が
「被害者の方々の筆舌に尽くしがたい苦しみや手段訴訟にこめられた原告の皆さんの心情に思いをいたし、これを陳謝します」と談話を発表した。
私は細かいことや裁判の法的根拠などはわかりません。
しかしプロジェクトチームで問題を考えてきた政治家たちが何とかして救済しなくては、、と考えてきたアイディアですよね。
先に野中さんの本でよんだ、従軍慰安婦問題を基金方式で現実的な救済をしたのと、解決の仕方が似ているな~と思いました。
救済するのが国民のためになるのか、税金を投入するのが国民のためになるのか。
これは有権者である私たちが考えることとして,今度の選挙に意思表示ができます。
同じ日に麻生さんの発言。
マニフェストに核兵器廃絶の向けた具体的な記述がないことについて、
「核兵器のない世界の実現は、唯一被爆国である日本の悲願、核軍縮の努力をこれまでも強く求めてきた。あえてマニフェストにかかなければならないということではない」
日本が「核の傘」の元にある実態について
「核を持って攻撃しようとする国が隣にある。現実を踏まえなくてはいけない」
この論理には驚いた。

この論法では、日本も核武装することもありうるわけです。日本の非核3原則も、アメリカが破っていた。政府は証拠の書類まで抹殺して隠していた。これも現実を見なくてはいけないという論法で隠してきたのかなあ。

北朝鮮やパキスタンやいろいろな国が、国としての発言力を高める為に核を開発している中、核兵器廃止というのは現実的ではないでしょう。
非現実的な理想でも、わたしたちは、広島、長崎の原爆投下の悲惨さを語り継ぐ義務があるのですよね、
核兵器廃止の方向へ、
核兵器の軍縮のためには,アメリカの傘の下で言っていては,リーダーシップをとるどころか、どこの国も信用はしないですね。
原爆投下から64年!
もう占領されたアメリカへの遠慮は捨てて、日本独自の歩みをしてもいいのではないでしょうか!

昨日までに読み終えた本
「一度も植民地になったことのない日本」
普通の感覚の人が日本をどう見て感じてるか、彼女のフランスやオランダでの滞在生活の中からえがいています。
外国から見て、日本人として生まれたよさ日本のよさを自覚する。其の伝統を大事にしたいと思うようになるエッセイです。
[目次]
序章 ヨーロッパ人が見た日本人;第1章 日本流気配りはヨーロッパでは通じない;第2章 有名な日本語はKAMIKAZE;第3章 日本は「世界の孤児」として生きよう;第4章 ヨーロッパが敬意を払う日本;第5章 日本のサラリーマンも案外悪くない!?;第6章 ヨーロッパ流コミュニケーションは、したたか
第3章辺りは、アメリカの傘から離れて日本独自の歩みをしていいのではないの?といってる気がしました。