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HOTなおちゃタイム

保護猫八匹、21歳のリンをはじめとした楽しい日記をお読みくださいね。

王家の紋章女官長ナフテラとエジプトの宗教改革イクンアトン王その1

2008-07-01 23:15:42 | 考古学
エジプト紀行を書こうと思ってもぐずぐずしているうちに,hitomiさんが書いてくださってるから、そちらをごらんこださい。http://blogs.yahoo.co.jp/shishi5235/24334858.html
王家の紋章をみてるうちに、ナフテラ女官長の名前が気になりました。
主人公のキャサリンが現代と古代を行ったり来たり、その時古代のお母さんといわれる役なのですが、
もう一人の主人公のメンフィス王の乳母の役もしています。
私はナフルティティがモデルではないかと調べたのですが分かりません、
ほかの考古学同様に、エジプト学の進歩も著しく、
この本が書かれだした頃と人の名も表記の仕方が随分違っているのです。
30年前はナフルティティの夫はイクンアトン王と表記していましたが
今はアクエンアテン王と表記されています。
そこに英語読みが加わってごちゃごちゃになって余計に分からなくなります。

写真は、ナフルティティの像。ベルリン美術館にあります。
歴代の妃の中でも特に美しく”やってきた美女”といわれます。
メソポタミアのミタンニ王国の出身だからです。
ミタンニて王家の紋章のイズミル皇子の妹の名ですよね。

この本はベルリン美術館の解説書です。
ドイツ語は不得手なのですが、
BC1355年頃テーベからアケトアトン(今のテル.エル.アマルナ)に遷都した
イクンアトン王が定めたアトン神信仰を反映したアマルナ美術の最高傑作といわれ
写実的な特徴がよくでている。
石灰岩でできていて、右目は象嵌
1912年ドイツオリエント協会が彫刻家の工房跡から発見、彫刻家の手本であったと考えられる。
といった内容が左に書かれていると思います。
後ろはエジプトで売っている彼女の絵皿です

ナフルティティイクンアトン王の次女の夫は、トウトアンクアトン(英語ではツタンカーメン)なのです。
カイロ美術館などエジプト考古学の展示物のあるとこへ行くと
エジプトの表現様式が一定なのに気がつかれるでしょう。
顔をもスタイルも一定の決まりがあるのです
処がイクンアトン王は、顔が長くて唇の厚い細めのすごい像なのです。
次の王ツタンカーメン王は元に戻り形式を踏んでいます。美しい顔ですよね。
そこには一種の宗教改革があったのです。続きは又ね
コメント (4)
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