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きまぐれ雑記

日常の出来事と私の好きなものを思いつくままにゆっくり記していきます

THE CIRCUS! エピソード2

2018-07-12 20:43:06 | 観劇・ミュージカル
オリジナルミュージカルTHE CIRCUS!の名古屋公演に行ってきました。


この公演はサーカス集団ミラージュが大統領直属の秘密機関として国家任務にあたる姿をミュージカルショーとして上演する作品で今回で3回目。

大好きな蒼乃さんのダンスが観られるのが魅力で最初の上演は観させていただいたのですが、去年は刈谷だったため見送り。

3回目の今年は名古屋市内での公演だったので行く事にしたのですが、平日の公演で帰宅が遅くなるのがイヤでギリギリまで迷ってました。

でも、蒼乃さんのダンスが観たいという気持ちが勝って客席に座りました。




蒼乃さんのダンスは大好きだけど、この公演のダンスジャンルが私の好みとは少し違う・・・。

分かっていて出かけてるんだけど、少し残念な気持ちも。

でも、ダンスナンバーはどの場面も素敵で楽しめました。


共演者の皆さんも本当に動きが素晴らしくてダンス場面は集中してしまいます。

ただ、セリフが多少聞き取りにくい部分もあったのと続けて観てないとわかりにくいところもあったかなあとは思いました。


お目当てが蒼乃さんでしたが、田野さんのダンスも素晴らしくて、びっくり。

菜々香さんの歌声も素敵でした。

田野さんはスヌーピーのミュージカルで拝見した事はありますが、菜々香さんも他の作品でも観てみたいなと思いました。

愛聖女 ライブビューイング

2018-07-08 20:29:07 | 観劇・ミュージカル
宝塚のバウホールで上演された愛聖女のライブビューイングに行って来ました。


愛聖女はこの秋、宝塚を退団される愛希れいかさんの主演作品で、ジャンヌダルクがタイムスリップで現代に降り立つというお話。

宝塚で娘役さんが主演する作品はかなりレアなうえに公演期間が短いので観るのは無理だと思っていましたが、ライブビューイングが実現して(バウ公演のライビュは初めてとの事)観ることができました。



お話の内容としてはかなり微妙。


ジャンヌダルクが現代に紛れ込んで起こる騒動を描くというのは悪くないとは思うのですが、もっと単純にしてショー場面を多くした方がダンスが得意な愛希さんの良さがもっと出る気がした。

私が彼女のダンスが好きで、踊る愛希れいかが観たくてライブビューイングに行ったのもあるのですが・・・。

でも、娘役さんが主演だと主演に絡む人物も女性が多くて、他の娘役さんもセリフが多くていいなと思ったのは確かです。

私は娘役が輝かないと宝塚は面白くないと常日頃思っているので、その意味では良かったのかもしれません。


ラスト、白いドレスで優雅に踊る愛希さんの笑顔が心に残るライブビューイングでした。

退団されたら、いろんな役で私たちの前に立たれるとは思うのですが、彼女のダンスが観られなくなるのは淋しいです。

エリザベート、楽しみにしています。

雨に唄えば ライブビューイング

2018-07-06 20:44:01 | 観劇・ミュージカル
赤坂のACTシアターで上演された宝塚月組の「雨に唄えば」のライブビューイングに行って来ました。

明るく楽しい作品でタップが多いし出来れば生で観たかったのですが、東京のみの公演だったのでライビューのすがりました。




最近は宝塚での上演が続いていますが、私が最初に観た「雨唄」は東山さんがドンで川平さんがコズモ。薬師丸さんがキャシーで上演されたものでした。

この時、コズモ役の川平さんが壁を蹴って踊るダンス場面があってとても印象に残っています。なのでコズモのイメージも他の誰よりも川平さんな私には今回の配役は少し違う印象だなと思っていました。

でも、そんな私のイメージを吹き飛ばすくらい珠城さんと美弥さんのコンビは素敵でバランスが取れていました。

それにも増して素晴らしかったのはリナ役の輝月さん。

今回のMVPだと言ってもいいかなと思いました。

演じ方によってはイヤな女になってしまうリナという役を可愛さを漂わせながら演じられているのが良かったです。

下手に歌う歌もやりすぎずに聞き取りやすかったのもいいなと思いました。

ヒロイン、キャシーの美園さんはお芝居も歌もダンスもバランス良く出来ていて良かったのですが、もう少しキラキラ感が欲しかったかも。

次期トップ娘役とのうわさもありますが、どうなんでしょうね。


それはともかくも楽しい観劇でした。

ライビューって本当に助かります。

今回、タップの足元がしっかり見られたのも私的には嬉しかったです。

カンパニー & BADDY ライブビューイング

2018-05-11 20:49:48 | 観劇・ミュージカル
宝塚月組の千秋楽ライブビューイングに行ってきました。



当初、今回の月組公演、秋に退団される愛希さんのダンスが観られる最後の作品なので劇場に行こうかなと考えていたのですが、お芝居にあまり魅力をかんじられなかったので見送っていたのですが、ショー作品がいろんな意味で話題になっていたのでライブビューイングに参加しました。


お芝居のカンパニーですが、内容は悪くないと思いますし、伝えたいこともわかります。

ただ、物語の進行が断片的で唐突なのでは?と思う所もあったりして、クライマックスが無いお芝居だったかも。

それぞれの役にそれなりの場面もあって悪くなかったけど、印象に残る所が少なかったかなあというのが感想です。


ショー作品ですが、結論から言いますと、私は好きでした。

伝統を破ってるとかいう批評も見ましたが、そうは感じなかったかな。

伝統を踏まえて新しい形を模索しているように思えたし、何よりも大好きな愛希さんのダンスがたくさん観られて幸せでした。

ライブビューイングなのに拍手しそうになってしまうくらい楽しめました。

東京で国営放送さんのカメラが入った日があったようなのでもしかしたらTVで見られるかも・・・。


そうそう、カンパニーに京三紗さんが出演されていましたが、本当に変わらない方ですね。

さすがの上手さと存在感でした。

ポーの一族 ライブビューイング

2018-03-26 21:16:37 | 観劇・ミュージカル
劇場で観たかったけど、行ける日がなくて観られなかった「ポーの一族」。

チケットが完売になって諦めていたのですが、そういえばライブビューイングがあるじゃないかと思い立ち、映画館が遠いけど行ってみる事にしました。

何年か前にも行ってみようかなと思った事があったのですが、その時は遠いのがイヤで結局行かなかったので、ライビューは今回が初めて。

遠くても行く気になったのはこの作品の上演は明日海さんありきな印象だったので、再演とかはあまり期待できないのではというのが一番かもしれません。





本作は有名なコミックの舞台化なのですが、私はこの作品についてはタイトルは知っているけど内容は知らない人間だったので、特に思い入れはありませんでした。

ただ、演出の小池先生が舞台化を熱望されていたとの事だったので観てみたいなと気になった作品でした。


さて、舞台ですが、原作に詳しくないので比較とかは出来ないのですが、もともとコミックが時系列ではなくランダムに発表されているので、それらを時系列に並べて、なおかつ、私のような原作を知らない者にも物語を理解させつつ、ミュージカルとしてまとめられていたのはさすがだなと思いました。


明日海さんのエドガーは代表作になるかもという劇評があった通り、少年の危うさとはかなさの中にも強さをにじませて、そのビュジュアルも含めてエドガーはこの人しかいないと思わせる舞台姿でとても良かったです。


この作品を成立させたのはこの明日海さんの存在はもちろんなのですが、花組の他の生徒さんもそれぞれに素晴らしくて適材適所のキャスティングだなあと感じました。

特にアランを演じた柚香さんの存在も大きくて少年の雰囲気を醸し出せる男役さんが揃っていたというのは本当に奇跡的な気がしました。



ただ、個人的に気になったのは幕開きに歌われた、「ポーの一族」という一族をたたえるような歌詞の歌があったのですが、この歌、物語にフィットしてない気がしたのは私だけ?

だってエドガーは自分が永遠の時を生きなければならない事を肯定的に捉えてないと思うのだけど、一族を誇りにしてるような歌だったもの。

それとトートダンサーみたいなエドガーダンサー。これは必要だったのかな・・・。私的にはバツでした。


ともあれ、全体的には楽しめる舞台で頑張って出かけて良かったです。

又、チケットに振られたら行ってみたいと思います。


そこで、最後に宝塚以外の演劇主催者の皆様、是非、ライブビューイングを検討してください。

特にチケットの入手が困難な作品をお願いしたいです。

高額なチケット転売の抑止効果も少しはあると思いますよ。

それに地方民としては交通費も少しは楽だし・・・。