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きまぐれ雑記

日常の出来事と私の好きなものを思いつくままにゆっくり記していきます

新歌舞伎座でジャージーボーイズ 

2018-10-28 19:32:30 | 観劇・ミュージカル
大阪の新歌舞伎座でジャージーボーイズの公演を観てきました。




再演が発表された時は名古屋公演を観るつもりでしたが、公演の日程と自身の予定が合わず、大阪での観劇に。


会場が梅田なら、それも仕方が無いから大阪へ行くかとすぐに思えるのですが、今回は会場が新歌舞伎座で、行くのが少々面倒なのがネックに。


でも、やっと再演されるのに1度も観ないというのも淋しい気持ちが勝って、久しぶりに上本町まで行ってきました。


名古屋だったら、白チームと青チームの両方観劇も可能でしたが、大阪になってしまったので、青チームのみの観劇でしたが、ずっと、再演を望んでいたので、オープニングの音楽が流れ出すと感動でうるうるしてしまいました。

青チームのメンバーはお二人が新キャストで、ボブ役の矢崎さんだけが初演からの続投でした。

でも、私は初演は白チームだけの観劇だったので皆さん初めて観させていただいたのですが、個性的だけどバランスが取れていて、なかなか良いチームワークでとても良かったです。

そして、主演のフランキー役は初演も再演も一人で頑張る中川晃教さん。


ハイトーンボイスで歌う場面がずっと続くのに、素晴らしい歌声で、改めて凄いなと思いましたし、この役は他に出来る人がいないだろうなと強く感じました。


フォーシーズンズの圧倒的な歌声とアンサンブルキャストの皆さんの素敵なパフォーマンスで、会場全体が盛り上がって楽しい時間を過ごせました。

又、いつの日か、この音楽に包まれたいなと感じる公演でした。

見送らずに行けて良かったです。

エリザベート ライブビューイング

2018-10-06 20:10:16 | 観劇・ミュージカル
宝塚大劇場での月組の「エリザベート」の千秋楽ライブビューイングに行って来ました。



本編の方は大劇場でも観劇したのですが、この日は千秋楽という事で、この公演で退団される愛希さんのさよならショーが上演されるという事でチケット購入しました。


前日から台風が接近していて、大劇場の前楽公演は中止になっていましたし、この日もまだ、影響が残っていたので会場に着けるか心配な部分もありましたが、何とか行く事ができました。


舞台はもちろん、生で観られるのが一番なのですが、それが無理な時にライブビューイングって本当に助かる。

劇場では観れなかった細かい表情とかも確認できて、エリザベートの世界観を堪能しました。

私はやはり、このミュージカルが大好き。

でも、シシィ役は誰にでも出来る役じゃないと改めて感じました。

今回はベストなシシィを得て、いつもにも増して楽しめました。

ライビューでも、精神病院の場面が良かった・・・。

ルドルフ役は大劇場の時とは違う暁さんで、こちらもしっかり歌えていてとても良かったです。



さよならショーは愛希さんがこれまで演じられてきた作品の中から数曲を歌われたのですが、個人的に好きな曲が多くあってとても嬉しかったです。

ラストがドリームガールズで、笑顔いっぱいで幕を下ろされたのも素敵でした。


彼女のダンスが好きで、機会があれば観るという形で、ゆるく応援させていただいてましたが、この先はダンスを観る機会が無くなってしまうのが、本当にさみしいですが、宝塚は退団がつきものなので仕方がありません。

退団後の活躍にも期待していますので、東京公演も無事に走り抜けられる事をお祈りしています。


最後に毎回、同じ事を書いてるかもしれないですが、宝塚以外の舞台も是非、ライブビューイングに対応してください。

需要はあると思うし、観劇弱者を救済してくださいませ。

梅芸でナイツテイル

2018-09-24 19:33:01 | 観劇・ミュージカル
お誘いいただいて「ナイツテイル」の大阪公演を梅芸で観て来ました。


今年は不思議な事にこれまで関西での観劇機会が無くて、実はこの間の宝塚が初関西。

大阪は今年初がこの「ナイツテイル」になりました。


 

舞台の方は東京で観た時よりもセリフの掛け合いのテンポの良くて、表現力が増している感じで、東京の時にはセリフが流れるなと感じるところもあったのですが、今回はそういう場面もなく進化してるのを感じました。


出演者の皆さんはプリンシパルの方々はもちろんですが、アンサンブルの皆さんも本当に素晴らしくて、こんなに観ていてストレスの無い公演も珍しいです。


何より皆さんが本当に楽しそう。その気持ちが客席全体に伝わって幸せな気持ちになれるのだと思いますし、それが一番大切だと思います。

それにしても井上芳雄さんのカーテンコールでのノリノリな姿は本当に驚き。

ずっと悲劇の王子が似合う方だと思っていたので、違う一面が観られて楽しかったです。

歌はもちろん素晴らしくて、ご一緒した井上さん初めての光一さんのファンの方も大感激されてました。


そして光一さんのダンスはいつものことながら本当に美しくて、やっぱり好きだなと改めて思いました。

彼のダンスには優雅さとキレが同居してるんです。これって実は難しい事だと思うのです。

スピードがあるのにしなやかで、指先や足先が描く線が美しいのです。

これが出来る方って以外と少ないんですよ、男性では特に。


ダンスといえば上白石さんも良かったです。身の預け方が上手くて動きが綺麗。

彼女はこれから舞台で活躍する方だと思いました。


他にも色々。

歌穂さんの乗馬姿、凛としてて素敵だったし、三味線の響きが凄く心地よくて印象に残ったし、音月さんと光一さんのリフトは相変わらず美しかった。


大阪のカーテンコールはミュージカルナンバーを皆さんで歌いましょうと歌詞カードが配布されてましたので思いっきり歌って来ました。


こんな感じで久しぶりの大阪観劇は大満足な日となりました。

この後は、例年通りぐらいに大阪観劇あるかな・・・。

カーテンコールで一緒に歌ったのはミー&マイガールの東宝初演の帝劇千秋楽以来かも。←古いね。

エリザベート

2018-09-06 20:47:43 | 観劇・ミュージカル
久しぶりの宝塚。月組のエリザベート観劇です。




宝塚のエリザベートの上演は今回が10回目との事ですが、コアなファンが多い宝塚の人気作品のチケット入手のハードルは一般人には結構高くて、観劇できないこともたびたび。

ただ、今回は以前から是非エリザベートをやってほしいと思っていた愛希さんがシシィをされるので、絶対に観たいぞとチケット争奪戦頑張りました。



さて、公演ですが、愛希さんのシシィは評判通りというか想像以上の仕上がりで素晴らしかったです。

多分、歌の技術という点からみたら、彼女より上の方はいらっしゃるのですが、芝居としての歌としては右に出るものはいないといいますか、完璧だったのではと感じました。

世間知らずで自由に育った田舎貴族の娘から孤独を背負った皇后までをしっかりと表現されていたのですから。

宝塚版より東宝版のエリザベートを観る機会が多い私的には東宝との違いを楽しんだり、東宝版ではそれほど心惹かれない場面で感動したりと色々楽しめて嬉しかったです。


対するトートの珠城さん、フランツの美弥さんはお歌で多少苦戦されている部分もあったのですが、芝居歌としては問題無く聞くことが出来て私的にはOKでした。

ルドルフは役替わりという事で、私は風間さんだったのですが、ルドルフのナンバー高音が多いのですが、どの音もしっかり出ていてすごく良かったです。


愛希さんはこの公演で退団されるので、宝塚大劇場で彼女のお芝居やダンスを観るのはこの日が最後でした。

退団されたら、是非、東宝でもシシィをやってください。お待ちしています。

でも、本当はもっとダンスが観たい!

彼女のダンス力が生かされるような役があったらいいのに・・・。

ナイツテイル

2018-08-13 20:17:42 | 観劇・ミュージカル
帝国劇場で新作のミュージカル「ナイツテイル」を観てきました。



堂本光一さんと井上芳雄さんが主演されることで話題の舞台はジョンケアードさんの新作ミュージカルでもありチケット取れるのかと心配していましたが、数々の抽選外れる中で一般発売の電話予約が完売寸前で繋がりなんとか観ることができました。

シェイクスピアの「二人の貴公子」をベースにしてると聞いた時にはチケット取が大変だったら観れなくてもいいかなと思ったりもしたのですが(シェイクスピアの後期の作品はちょっと苦手)、ダンスミュージカルというワードに心惹かれまして諦めずに努力した次第。


全体的な印象としてはシェクスピアテイストがあちこちに散りばめられた感じだけど難解ではなくてハッピーエンドの結末に収められていた。

なのでベースになっている「二人の貴公子」とは展開が違います。

作品的には群像劇な感じで主演の二人だけではなく、彼らを取り巻く人々の物語も進行して行くのだけど、多少唐突感があるのもシェクスピアなところかな。

唐突な展開の空白の部分は想像力で補うべきなんでしょうけどね。想像力に乏しいので少し辛いのも事実。


さて、舞台ほ方ですが、堂本光一さんと井上芳雄さんが同じ舞台に立つという不思議感が頭の中にはあったのですが、舞台に登場した二人に違和感は全く無くて、役なのか素なのか、本当に仲良くて息ぴったりなのが心地よい。

このお二人が初めて帝劇の舞台に立たれた作品をどちらも拝見している者として、この二人が帝劇の同じ舞台に立つ日がある事を想像したことが無かったです。

でも、そのありえないことが起きて、それを観ることが出来た事に感謝。

そして、私の中のお二人は孤高の人で、どちらかといえば愁いを含んだ役が良く似合う方というイメージが強いかったのですが、今回は騎士の名誉を重んじるために真実が見えていないというキャラクターをまじめに演じておられて、違和感無かったのが新鮮でした。


そして、出演者の中に自画自賛タイプの方がいらっしゃらないのもすごく気持ちよくて(時々「自分はこんなに歌が上手い」とか「ダンス上手いでしょ」という感情が表れてる人がいて苦手)、素敵なカンパニーでした。



ただ、ダンスミュージカルという言葉も惹かれた私としては(ダンスミュージカルというのがどういうものなのかよくわからないのですが)、観た感じそんなにダンスが多いわけではなくて、むしろ少ない気が・・・。

確かに物語の進行にダンスが絡んではいるのだけど、ビックナンバーがあったわけでもなかったので、この辺りは少し不満かな。

ヒロインが元タカラジェンヌの音月さんでしたので、彼女を絡めて美しいダンスが観れるかもとの期待もあったのでダンスに関しては残念感がありました。

ラストにアーサイト役の光一さんがエミーリアの音月さんを抱き上げてターンを繰り返す場面がとても美しく素敵だったので、宝塚のデュエットダンスのようなダンスがあればと思ってしまった・・・。


ダンスという視点から素晴らしいと思ったのは鹿さん。これは本当に素晴らしかったです。


まとまりなく、感じた事をダラダラ書いてしまいましたが、総じて楽しい観劇でしたし、この先、この一歩から新しい展開がある事を祈ってます。


余談ですが、舞台上に軽く投げるだけでまっすぐに突き刺さる花が使われているのですが、この種のお花を初めて観たのも実はシェクスピアの舞台で、日生での野田秀樹さん演出の作品で、その時のどうなってるんだろうと思ってたなあと懐かしかったです。