金剛能楽堂での野村萬斎さん主催の狂言会に行って来ました。

今回の公演は毎年秋に行われている京都の非公開文化財の特別公開の時期と重なっていたので両方楽しめるとの思いからチケットを購入しました。
公演の番組は萬斎さんがお好きな曲が並んだと配布されたパンフレットにもありましたが、万作さんがシテを演じられた「栗焼」と萬斎さんがシテをされた「鎌腹」と「首引」。
この中で「栗焼」は初めて観る曲でしたが、万作さんの太郎冠者が生き生きとしていて本当に素晴らしい。小品ですが万作さんの狂言が観られたと実感できるものでした。
以前拝見した「柑子」も素晴らしくて印象に残っているのですがそれに並ぶ感じでした。
萬斎さんがシテの「鎌腹」は時々観る機会がある曲ですが、主人公の太郎はダメ男の典型で萬斎さんのイメージとは真逆にある感じなのです。
でも、後半の一人芝居は萬斎さんらしくメリハリが効いているのに情けない男のグダグダが楽しめる曲に仕上がっていました。
又、高野さんの妻役は迫力があってぴったりでした。
ラストの「首引」は過保護な鬼の親子の笑えるお話。
この曲で今回萬斎さんの息子さんの裕基くんが為朝を初演。
立ち姿を見て驚いた事が2つ。
一つは身長がかなり伸びていて時の流れを感じました。もう14歳なんだそうです。
でも、裕基くんの舞台を観るとTV番組で萬斎さんが流された涙を思い出してしまってちょっと複雑な気持ちにもなります。
伝統を受け継ぐって本当に大変なんだろうな。特に父親の背中が大きいと特にって・・・。
もう一つは裕基くんの顔が本当に小さい事です。
最近の人は本当に顔が小さいですよね。
茂山逸平さんも顔が小さいなと思っているのですが、裕基くんはそれよりも小さい。
美形だけど、狂言の場合、あまり顔が小さいと被り物が似合わないものがあったりするのでどうなんだろうと思ってみたりしました。
初めての役という事で多少硬さは感じられましたが、美しい為朝でした。
そしてこの曲で親鬼を演じられた萬斎さんの装束がすごく素敵で印象に残っています。
来年のこの会は11月30日の開催との事で文化財の公開時期とは重ならないようでちょっと残念だなあと思いながら帰宅しました。
余談ですが、公演のパンフレットに映画監督の樋口真嗣さんがメッセージを寄せておられ、その中で「萬斎さんと一緒にモノ作りをしてる事ほど面白いものはありません」と言っておられましたが、その感じわかるなと・・・。
萬斎さんは発想力が本当に優れているというか超人的な感じなんですよね。なので萬斎さんの演出と観るのが楽しみだったりする。
そんな萬斎さんの次回演出作が「神なき国の騎士」。

この作品の上演は世田谷が3月3日から16日、兵庫が20、21、新潟が28、29日との事ですが、これとは別に「マクベス」の再演が来年あるようです。
どちらもかなり楽しみです。
最後におまけ。
栗焼を見たら栗が食べたくなりましたが、実は栗焼を観る前に丹波栗のジェラートを食べました。
それが下の写真です。

栗が結構入っていて美味しかったです。
いただいたのは大丸の地下。野村牧場さんです。


今回の公演は毎年秋に行われている京都の非公開文化財の特別公開の時期と重なっていたので両方楽しめるとの思いからチケットを購入しました。

公演の番組は萬斎さんがお好きな曲が並んだと配布されたパンフレットにもありましたが、万作さんがシテを演じられた「栗焼」と萬斎さんがシテをされた「鎌腹」と「首引」。
この中で「栗焼」は初めて観る曲でしたが、万作さんの太郎冠者が生き生きとしていて本当に素晴らしい。小品ですが万作さんの狂言が観られたと実感できるものでした。

以前拝見した「柑子」も素晴らしくて印象に残っているのですがそれに並ぶ感じでした。
萬斎さんがシテの「鎌腹」は時々観る機会がある曲ですが、主人公の太郎はダメ男の典型で萬斎さんのイメージとは真逆にある感じなのです。
でも、後半の一人芝居は萬斎さんらしくメリハリが効いているのに情けない男のグダグダが楽しめる曲に仕上がっていました。

又、高野さんの妻役は迫力があってぴったりでした。

ラストの「首引」は過保護な鬼の親子の笑えるお話。

この曲で今回萬斎さんの息子さんの裕基くんが為朝を初演。
立ち姿を見て驚いた事が2つ。

一つは身長がかなり伸びていて時の流れを感じました。もう14歳なんだそうです。

でも、裕基くんの舞台を観るとTV番組で萬斎さんが流された涙を思い出してしまってちょっと複雑な気持ちにもなります。
伝統を受け継ぐって本当に大変なんだろうな。特に父親の背中が大きいと特にって・・・。
もう一つは裕基くんの顔が本当に小さい事です。

最近の人は本当に顔が小さいですよね。
茂山逸平さんも顔が小さいなと思っているのですが、裕基くんはそれよりも小さい。
美形だけど、狂言の場合、あまり顔が小さいと被り物が似合わないものがあったりするのでどうなんだろうと思ってみたりしました。
初めての役という事で多少硬さは感じられましたが、美しい為朝でした。

そしてこの曲で親鬼を演じられた萬斎さんの装束がすごく素敵で印象に残っています。

来年のこの会は11月30日の開催との事で文化財の公開時期とは重ならないようでちょっと残念だなあと思いながら帰宅しました。
余談ですが、公演のパンフレットに映画監督の樋口真嗣さんがメッセージを寄せておられ、その中で「萬斎さんと一緒にモノ作りをしてる事ほど面白いものはありません」と言っておられましたが、その感じわかるなと・・・。
萬斎さんは発想力が本当に優れているというか超人的な感じなんですよね。なので萬斎さんの演出と観るのが楽しみだったりする。

そんな萬斎さんの次回演出作が「神なき国の騎士」。

この作品の上演は世田谷が3月3日から16日、兵庫が20、21、新潟が28、29日との事ですが、これとは別に「マクベス」の再演が来年あるようです。
どちらもかなり楽しみです。

最後におまけ。
栗焼を見たら栗が食べたくなりましたが、実は栗焼を観る前に丹波栗のジェラートを食べました。

それが下の写真です。

栗が結構入っていて美味しかったです。

いただいたのは大丸の地下。野村牧場さんです。