人には各々考えや思いというものに温度差が生ずるものである。
どんな組織でも当てはまることで、そこをうまく回転させていくのが
正直、難しいものである。
いま政界は菅おろしに焦点が絞られているようだが、その原点にあるのは3.11からの初動体勢から今日までの慌てふためき後手後手手腕から始まったように報道されているが、真実は与野党の単なる茶番劇であると私は思っている。
確かに震災直後は、何から手をつけていいのかわからなかった。
しかし官邸サイドには、我々が得る情報よりかなりの物が提供されているはず。
その寄せられた情報を隠匿したり駆け引きしたりの危機管理が全くなされていなかった現実が、次の日に福島原発へ自衛隊のヘリを飛ばし視察した大バカ総理の独断行動が物語っている。
やはり総理は野党時代の習慣が抜けきらず、総理のいすの重みさえ理解できない人だったのだろう。
その後東電に八つ当たりしたらしが、これとて器が小さい市民運動癖が抜けきらない、自分の立場がわからない人間の起こすべくして起こした行動で、いまさら嘆いても仕方あるまい。
まあ全ては・・・あの総選挙で民主に投票した国民に責任の一端があるのだが、私はこのブログで投票前や後、民主党をことごとく批判し、一時はコメント欄がエキサイトした過去がある。
外国人参政権や子供手当てや高速無料化など、私は絶対反対だった。
実際・・・民主党関係者に聞いたが、日本の財政悪化は激しく、愚かな民主党では何から手をつけていいのか最悪のシナリオ展開になっているようだ。
私は、「だったら早く謝罪すればいい。それを密室で頭が悪い一部の政治家で話しあうから決まらん時間を要し、何もかも後手後手になるじゃないか?」と聞いた。
大半の政治家は、上手に理論を語っているようだが、よく聞けば意味不明なことが多い。
しかし一部であるが、「します。やります。実行します。」と語らず、自分の高ぶる気持ちを抑制し、期待を持たせない現実的な話をする人もいる。
それは、公約の重みを知っているから・・・
政治の世界は一人では何も出来ない。
民衆受けを狙うには大きな話をするのが一番であろうが、いまの日本には受けは無用。
一刻も早く日本復興に向け温度差を解消し、立ち向かう精神で動いてほしいものである。